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約8割の親は知識がない日本のヤバすぎる金融教育

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約8割の親は知識がない日本のヤバすぎる金融教育

バフェットはろう(@buffett_hello)です。 

国内の証券会社が、全国の20〜50代の男女600名を対象にインターネットで「金融教育」に関する実態調査を行いました。今回は、その残念な結果や金融知識の学び方について共有していきます。

 

 

 

約8割がお金に関する知識に自信がない

現状として、自身のお金に関する知識に自信があるか尋ねたところ、

  • 「まったく自信がない」「あまり自信がない」 81.2%

と答えた人はという結果に。

また、

  • 「学校教育において自分たちの世代でも金融教育を行ってほしかった」 77.1%

と回答しています。

資産運用状況(投資商品や資産額等)・貯蓄額・具体的な年収について、それぞれ誰に話すことができるか聞くと、各項目で「誰にも言えない」と回答した割合が最も多くなりました。

  • 「資産運用状況」 53.8%
  • 「貯蓄額」    51.2%
  • 「具体的な年収」 46.5%

学校で学びたかったことを尋ねたところ、

  • 「お金関係」 71.0%
  • 「仕事関係」 47.2%
  • 「人間関係」 39.0%

という結果でした。

 

約8割の親が知らなかった

教育内容はひどいですが一応、2022年4月から高校の授業で金融教育が実施されます。そのことを知っていたか、中学生・高校生の子どもがいる人に尋ねたところ、

  • 「知らなかった」 75.0%

と答えました。

続けて、将来かかるお金や資産形成について、子どもと話したことがあるかと尋ねたところ、

  • 「話したことがある」 36.0%

と答えました。

子どもに、将来の資産形成や資産運用について質問されたときに、教えられる自信があるか尋ねたところ、

  • 「まったく自信がない」「あまり自信がない」 78.0%
  • 「とても自信がある」 8.0%

と答え、自信がある人は極めて少ない結果となっています。

 

約8割が金融知識を身に付けたい

金融知識を身に付けたいか尋ねると、78.3%が「そう思う」と回答しました。その理由としては、以下のようなライフスタイルのステージをきっかけを挙げる声が多くなっています。

  • 「老後の生活に不安がある」
  • 「結婚してからお金がいるから」
  • 「コロナ禍により収入が減ったから」
  • 「身近に金融詐欺にあった人がいたから」
  • 「子どもに正しい知識を教えたい」

また、金融知識を身に付けるために行っていることを聞くと、58.3%が「行っていることはない」と回答しました。実際に行動を起こしている人は全体の半数にも満たないことがわかりました。なんで。

すでに行動している人が金融知識を身に付けるために行なっていることはと聞くと、

  • 「テレビ、ニュース、新聞などでの情報収集」 22.3%
  • 「資産運用の実践」 18.2%
  • 「YouTubeの視聴」 18.0%

となっています。

 

 

 

約8割の親子はお金について学ぶべし

約8割の親はお金に関する知識に自信がなく、子供の金融教育について取り組みを知らず、また、金融知識を身に付けたいと思っているにもかかわらず、半数は行動していないという残念な結果でした。面倒くさいと思う人は別にそのまま生きれば良いし、お金についてなんとか学びたい、生活を変えたい、子供の未来に希望を持たせたいと思えば、本やブログなどで情報収集すれば良いと思います。

 

大人でも参考になる書籍

 

最後までご覧いただきありがとうございます。