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投資マインドで豊かな人生を過ごす

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投資マインドで豊かな人生を過ごす

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

日ごろ「投資は怖い」と思っている方の中にも、この世の中「投資」で成り立っていると言っても過言ではなく、このように「投資」は意外と身近な存在です。そこで今回は、そもそも投資とは何なのか、そして、投資の考え方を使って物事を捉え直してみることについて共有していきます。

 

 

 

投資と複利

広い意味で投資とは、将来得られるであろう収益を目的として、資本を投入することをいいます。言い換えると、リスクをとって資本を投じ、それと引き換えにリターンを得ようとすることです。

投資を考えるとき、「複利」の効果は知っておく必要があります。「複利」とは、投資の結果得られた利息が再投資されて新たな投資元本となり、それに利息がつく、いわば「利息が利息を生む」仕組みのことです。一方で、「単利」とは、当初の元本にのみ利息がつく仕組みをいいます。
例えば、100万円の元本を年利5%で運用した場合の元利合計額を、単利・複利それぞれの運用方法で比べると、次のような結果になります。

<1年後>

単利 100万円×(1+0.05)=105万円

複利 100万円×(1+0.05)=105万円

<2年後>

単利 100万円×(1+0.05×2)=110万円

複利 100万円×(1+0.05)2 =110万2,500円

※複利では、1年目についた利息5万円に対しても5%の利息(2,500円)がつきます。

<3年後>

単利 100万円×(1+0.05×3)=115万円

複利 100万円×(1+0.05)3 =115万7,625円
※複利では、2年目までについた利息10万2,500円に対しても5%の利息(5,125円)がつきます。

このように、長期の運用を行うほど、複利と単利との差が開いていきます。かの有名な物理学者であるアインシュタインも、「人類の最大の発見は、複利である」との言葉を残したと言われています。この複利の効果はぜひ覚えておいていただければと思います。

 

金融資産投資に目を向ける

株式や投資信託などの金融資産への投資にも目を向ける必要があります。自分が汗水流す頑張りだけでなく、投資先企業の頑張りの恩恵も受けられるからです。皆さんがスキルアップの努力をして収入を増やすのと並行して、投資先企業の経営努力により株式等の評価額が上がれば、皆さんの資産の成長スピードはさらに加速します。

現在、国は「貯蓄から資産形成へ」と、特に若年層の資産形成を応援する施策を打ち出しています。中でも、つみたてNISAの仕組みは、少額からでも長期・積立・分散投資を行うことができ、さらに運用益が非課税になる税制メリットがあります。

次に、税制メリットとは、投資信託から得た収益に、本来であればかかる約20%の税金がかからなくなります。さらに、上述の単利運用と複利運用の比較から、運用期間が長いほど複利効果が大きくなります。できるだけ早いうちに始めることで、時間を味方につけて大きなリターンを目指してはいかがでしょうか。

このように、自己投資と金融資産投資の両輪で投資を続けると、皆さんの資産は大きく増える可能性が高まります。ただし、金融資産投資でも必ずしもリターンが得られるとは限らず、元本割れするおそれがあることには注意が必要です。よく調べて、無理のない範囲から、挑戦してみてください。

 

 

 

投資の終着点

金融資産投資により大きな資産を得たとき、皆さんはそれをどのように使いますか。世界中をクルーズ旅行したり、プール付きの家を建てたりと、様々な使い方ができます。お金の使い方は価値観そのものであり、多種多様な考え方があるかと思います。

一つの選択肢として、皆さんが「応援したい」と思う人や団体に渡すこともできます。

このように、誰かの幸せを応援した際に感じる喜びや充実感は、人生における最大のリターンと言えるかもしれません。皆さんは、どのようにお金を増やし、どのように使いますか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。