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昭和世代の時代遅れなお金の価値観

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昭和世代の時代遅れなお金の価値観

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

昭和から平成、令和と時代が変わり、社会の常識もずいぶん変化しました。けれどなかには、お金の価値観だけは昭和のままの人は多くいます。今回は、昭和世代が引きずっているお金の価値観を、大きなお世話ながら共有していきます。

 

 

 

預貯金にしておくのが一番

まず挙げられるのが、「お金は貯金するのが一番」という考え方です。以前は「金利もつくし、お金は預貯金としてコツコツ貯めれば大丈夫」という考えが主流でした。しかし、普通預金の金利を見てみると、1988年(昭和63年)の時点では0.26%だったのが、2021年(令和3年)には0.001%まで落ちています。そのうえ、モノの値段は年々上がっており、預貯金として放っておくと、確実に資産は目減りしてしまいます。今日の100万円は、10年後、100万円の価値ではなくなっています。

  

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投資は危険、お金に余裕がある人がするもの

「投資は危険だし、お金のある人がすること」というのも昭和世代の価値観と言えます。預貯金への絶対的な信頼があったので、「投資はしないほうがいい」といった考えが定着していました。とはいえ、預貯金だけでは資産を増やすことができない時代になってきました。投資は効率的に資産を増やしやすいうえ、最近では少額から始めることができる仕組みも増えています。NISAやiDeCoなど政府主導の制度もあり、誰でも投資をしやすい環境が整ってきています。投資をやらない人は資本主義国家に住んでいる意味がない。

  

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子どもにお金の話をするもんじゃない

昭和世代の中には「お金の話をするのは汚い。子どもにお金の話をするのはタブー」と思っている人もいます。しかし、クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済や株式投資が当たり前になり、経済環境は大きく変化しました。このような変化に対応するためには、正しい金融の知識、いわゆる金融リテラシーの教育が大切だという考えが、世界に遅れること40年、日本でも浸透しつつあります。その証拠に、2022年度以降に、高校の家庭科の授業に資産形成の話が盛り込まれることも決まりました。今や子どもの将来のためにも、お金についてきちんと教えるべきというか、まず親が学ぶべき時代になっているのです。

 

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時代に合わないお金の価値観をアップデート

どんなに節約を頑張っても、お金に対する価値観が古いままでは、なかなかお金が貯まりません。古い価値観のまま、お金の知識を持ちあわせず社会生活を送ることは、武器を持たないで戦場に行くことと同じだと思います。その状態で、この資本主義国家で生活できてきたこと自体が奇跡です。上手に資産形成をしてこれから先の長い人生を生き抜くためにも、古いお金の価値観を改め、最新のものにアップデートしていきましょう。

 

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