バフェットはろう(@buffett_hello)です。
いよいよインフレ時代の到来。
資源や食料を輸入に頼っている日本では、すでに値上げラッシュが始まっています。
資産防衛のためにはどうすればよいか。
今回は、インフレに弱い資産は何か、どうすれば良いかについて共有していきます。
インフレに弱い代表は現金
物価が下がるデフレでは、買えるモノの量が増えてお金の相対的価値が高まります。
逆に、物価が上がるインフレでは、買えるものの量が減ることで、お金の実質的な価値が下がります。
ですから、今、現金しか持っていない人は、加速度的に資産を減らしています。
また、長期の定期預金の場合、預入期間中の物価上昇率が何%になっても受け取る利息はごくわずかで、満期時には元本が戻るだけ。
定期預金はインフレに弱い資産の代表なんです。
保険もインフレに弱い
特に貯蓄型の保険は、超長期固定金利の金融商品です。
将来受け取る保険金は契約時に決まっているので、インフレが続けば受け取る保険金の価値が下がります。
ざっくりとしたイメージですが、たとえば葬式代などを準備する目的で保険金500万円の終身保険に加入した40歳男性が、平均寿命の80歳で死亡するとします。
その間、日銀が目指す2%のインフレが40年間続いていれば、500万円の保険金の価値は300万円近く下がることになります。
この間のインフレ率が1%であっても、200万円近く目減りする計算になります。
加入時に葬儀費用として足りると思っていた金額では、満足に葬儀があげられなくなるリスクがあるのです。
これは、学資保険などのすべての貯蓄型保険も同じ。
貯金好き、保険好き日本人はどうなる
銀行預金よりも利率がいいといううたい文句の貯蓄型保険は、その利率を上回るインフレ率となった時に、どんどん資産が目減りしていくリスクがあるわけなんです。
保険に加入するなら掛け捨てにして、貯蓄や資産運用は他の手段、株や投資信託(つみたてNISAやiDeCoなど)で行なうほうが良いかと。
世界一、貯金好き、保険好きの日本人は、インフレで知らず知らずにどんどん資産を減らしていき、世界の最貧国の仲間入りになる可能性もあると思います。
インフレに弱い資産は、できるだけ減らしたほうが良いかと。
いろいろな方法については、このブログの他の記事をご覧ください。
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