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老後レス社会はすでに始まっている

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老後レス社会はすでに始まっている

バフェットはろうです。

私たちの人生から「老後」という時間がなくなる「老後レス社会」はすでに始まっています。少子高齢化と人口減少に加え、所得格差の広がりによって、日本人の生涯は激変しています。「死ぬまで働かないと生活できない時代」を生き抜く術を共有していきます。

 

 

 

 老後レス社会

「老後レス」という言葉を耳にして、皆さんは何を思い浮かべますか。キャッシュレス、コードレス、シュガーレスなどの単語でおなじみの「レス(less)」は、「~がない」ということを示す英語の接尾辞ですが、それを「老後」につけた造語です。「老後がなくなる」時代がもう始まっています。政府は、そんな社会に向けて着々と手を打っています。

 

70歳就業法

4月1日から、70歳就業法が施行されます。現在の法律は、企業に対して、定年廃止、再雇用などによって従業員が65歳まで働けるようにすることを義務づけていますが、70歳まで延長して努力義務としています。この「70歳定年」について、政府は将来的な義務化も視野に入れています。高齢者にできるだけ現役のままでいてもらい、年金などの社会保障の担い手を増やす狙いなのは明らかだろう。裏を返せば、年金支給はできるだけ先延ばしして、逆に年金を支える社会保障料をできるだけ多く長く払わせる、言ってみれば「令和奴隷法」といったところでしょう。

 

一億総活躍

安倍前政権が「一億総活躍」というスローガンを掲げたのは記憶に新しいでしょう。2019年10月4日に召集された臨時国会の所信表明演説で、安倍晋三首相(当時)は「65歳を超えて働きたい。8割の方がそう願っておられます」「意欲ある高齢者の皆さんに70歳までの就業機会を確保します」と語りました。この首相発言にネットはざわついた。「働かなきゃ食えないんだよ!」「大半の人は“働きたい“じゃなくて、“働かざるを得ない“ですよね」という反発が数多く書き込まれました。

 

 

 

なぜ老後レス社会が迫っているのか

その背景にあるのは、日本を待ち受けている巨大な変化にほかなりません。この国で「少子高齢化」と「人口減少」という言葉を聞かない日はありません。加えて、経済的格差は広がり続け、それにコロナ禍による景気低迷や失業の増加が追い打ちをかけています。しかし、根底にあるのは、無策で国民を騙し続けた政府と、騙され続けた国民が招いた現実ではないでしょうか。この現実から脱出したければ行動あるのみ。

 

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