バフェットはろう(@buffett_hello)です。
米国連続増配高配当株、約10銘柄に均等分散投資しており、毎月給料日後に「組み入れ比率最低銘柄」を約5万円分買い増すというルールで運用しています。今月は、【MO】Altria Group, Inc.(アルトリア・グループ)を買った理由を共有していきます。
企業概要
アルトリア・グループは、米国最大のタバコメーカーで、生活必需品セクターを代表する大型銘柄です。米国国内で、主に紙巻きタバコのマールボロを販売しており、ワイン事業なども展開しています。
- セクター:生活必需品
- S&P格付:BBB
- 採用指数:S&P500
米国でのシェアは、アルトリアが47%で1位、2位のレイノルズ・アメリカンが35%なので、この2社で寡占状態です。また、アルトリアのマールボロはフィリップ・モリスによる米国外での販売分も含めて、タバコブランドの世界シェア1位です。
市場環境
米国のタバコ市場は、政府の規制や健康志向が市場の成長を妨げるリスクとなっています。しかし、電子タバコ需要が高まり成長が続きます。また、グローバル化に伴い、タバコを吸う女性が増加傾向にあります。日本では喫煙者の減少が目立つので意外かもしれませんが、米国のタバコ市場は、さらに成長していくと予想されています。
政府によるタバコ規制は厳しくなる一方ですが、既にシェアを持つ企業にとっては、参入障壁としてシェア維持につながります。
現在の株価
11月22日の終値は、43.99ドルでした。EPS*1は1.49ドル、予想年間配当金は3.6ドル、配当利回り8.29%程度です。
またとない絶好の買い場
今年の4月の急落時からさらに株価が下がり、ルールに従い今回買い付けることになりました。成長を妨げるリスクはあれど、米国のタバコ市場は、新規参入は難しく、既にシェアを持つ企業はさらに成長していくと予想されています。今が絶好の買い場かもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございます。
*1:EPS:1株あたりの当期純利益。いわゆる1株の資金でどれぐらい稼いでいるかの目安。