バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

お金は貯まらず保険貧乏になる貯蓄型保険

f:id:buffett_hello:20210911225218j:plain

お金は貯まらず保険貧乏になる貯蓄型保険

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

保険にお金をかけすぎて、家計が赤字になっているケースがよくあります。特に貯蓄性のある保険は、マイナスからの資産運用ですから、お金を貯めるには効率が悪い方法です。今回は、どうして保険貧乏になるのかについて共有していきます。

 

 

 

保険貧乏が増えている

家計が赤字になっているご家庭の収支を見ると、「保険貧乏」の家庭が多くいます。保険に毎月5〜6万円ほど支払っていたり、すごい方では月15万円という方も。とくに貯蓄性のある保険は、マイナスからの資産運用ですから、お金を貯めるには効率が悪すぎます。かつて我が家もそうでした。しかし、お金の勉強を進める中で、貯蓄性のある学資保険、生命保険はすべて解約しました。

 

貯蓄型保険はマイナスからの資産運用

「積立定期」など毎月一定額を貯める預金の場合、1年後に解約したとしても、積立したお金が全額もどってきます。ところが、貯蓄性のある保険を1年後に解約したら、マイナスになってしまいます。これは、販売した営業担当者や代理店に支払われる経費を差し引いてから、積立金に回るから。つまり、目に見えない小さな不安を煽る保険会社を養っているだけなんです。

 

 

 

自分で資産運用をした方がお金は増える

それでも以前は、払った金額に対して受け取る金額の割合である「返戻率」が高い時代もありました。ところが、2016年にマイナス金利が導入されてから、貯蓄性のある保険の返戻率も大きく下がってしまったのです。

よく聞く「利率」は、額面金額に対して受け取る利息の割合を指しています。例えば、100万円を銀行に預け、1年後に利息1万円を受け取れるのでしたら、利率は1%です。

一方、「返戻率」には時間軸がありません。なので、満期までの返戻率を1年の利率に換算して考える必要があります。例えば100万円を、複利1%で運用した場合、10年運用を続けた場合の返戻率に換算すると、108.29%となります。最近の個人年金保険で返戻率の高いものは、105%程度のものが多いです。35歳で加入して65歳まで払い込みをして105%の返戻率だとすると、保険を活用するよりも、自分で資産運用をした方が、はるかにお金を増やせます。例えば、米国株は配当金だけでも3〜4%、さらに値上がり益も考慮すれば年10〜15%でも運用可能です。しかもマイナスからの資産運用ではありませんから、翌年に引き出したとしても、暴落でもしていない限りマイナスにはなりません。

 

baka-chiebag.info

 

最後までご覧いただきありがとうございます。