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人生が変わる30~40代でのお金の使い方

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人生が変わる30~40代でのお金の使い方

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

20代の頃よりも収入も増えていく30~40代。多くの人は、結婚・出産やマイホームの購入というライフイベントもこの時期に集中しています。このままでは、年金だけで老後は生活できないだの騒いでいます。老後破産におちいる人は若い頃からのお金の使い方が間違っているケースが多いです。今回は、人生が変わる30~40代でのお金の使い方を共有していきます。

 

 

 

長く働くための健康習慣ができていない

日本の年金は、年々支給開始が遅くなっています。ですから、長く働くために健康習慣ができていないとお金もかかるし、当然収入も減ります。逆に、30~40代でこのことに気付ければお金が貯まる家計に変われる可能性も秘めています。
ところが、年収200万円未満の世帯の人ほど肥満率が高いと言われています。安くて美味しく感じる食べ物の多くは、炭水化物や脂肪が多く、つまり肥満の元になります。年収が少ない世帯ほど長く働く必要があるのに、肥満の状態が続いていると60歳を過ぎると病気で働けなくなってしまう可能性が高くなります。肥満は糖尿病などの生活習慣病の進行を進める原因です。

健康は、よりよい人生を送るための基本なのに、その意識が低いということは老後破産の可能性を高くなります。さらに言うと、健康維持のための自制ができない人ほど、将来の計画も立てられないことが多く、老後資産も計画的に貯めることができていません。

 

住宅ローンでお金を減らしている

住宅ローン控除のために繰上返済をしないのは、間違いです。考えるべきことは、控除額よりも返済額を減らすことです。住宅ローンは、複利で借りたお金が増えていく、いわばマイナスの資産運用です。しかも借入れ期間が長ければ、長いほど返済額も多くなります。複利の効果は5年目くらいから徐々に増えていくので、住宅ローン控除の期間に繰上げ返済する方が総返済額は減らせます。

お金を貸す銀行としては、早めに繰上げ返済をされると元本部分が減ってしまうので「住宅ローン控除の期間は繰上げ返済しない方がよい」と、言っているに過ぎません。さらに都心にお住まいで、6000万円や7000万円の高額なローンを組んでいるのならば、繰上げ返済しても、まったく住宅ローン控除の還付金に影響はありません。住宅ローン控除の対象には上限があるから。

 

積立投資をしていない

住宅ローンのマイナスの複利効果は長くとるのに、プラスの運用の複利効果を長く取ろうとする人は多くありません。
最後に、30代・40代で積立投資をしていないことも間違った習慣です。効率よくお金を増やしたいと考えるなら、30代・40代にしっかりとお金を貯める必要があります。少額の積立投資の成果が出るのは5〜10年後。そのためには、30代・40代のときのお金の管理で将来の家計が大きく変わってきます。この頃にしっかりとお金を貯められると、複利効果を十分に受け取れるからです。
積立投資でお金を増やすには、少なくとも5年できれば10年という時間が必要。つまり5年から10年は「使えないお金」になるので、ライフイベントが増える頃までには、ある程度の資産に育っている必要があります。30代に増やしたお金で子どもの教育費がまかなえれば、元本は残ります。例えば、500万円を貯めて、10年後1000万円に増やせていたら、その増やした500万円を教育費で使ってしまっても、500万円は残ります。預貯金で500万円貯めたとしても、500万円を使ってしまったら、お金は残りません。この差は大きい。

 

 

 

まとめ

肥満の元となる炭水化物や脂肪の摂取を抑えるのに一日2食生活にし、健康維持のために自制する必要があります。また、住宅ローンをまだ組んでいない人は賃貸のまま過ごすか、住宅ローン返済している人は、持ち家を手放すか繰上げ返済について真剣に考えたほうが良さそうです。最後に、これからの時代は、自分の収入から投資にお金をまわし、時間をかけて資産運用をすることが必須だと思います。ちょっと老後が心配な方は、少しずつ準備してみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。