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過剰な教育資金で老後資金を圧迫しないように

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過剰な教育資金で老後資金を圧迫しないように

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

子供の日が近いので、今回は子供に関係するお金の情報、教育資金や普段の習い事について共有していきます。 

 

 

 

教育資金の確保

学資保険をオススメしない理由

出産前後によくすすめられるのが学資保険。学資保険とは、教育資金を貯めるための貯蓄型保険です。契約時に定めた保険料を定期的に払い込むことで、子どもが一定の年齢になったときに、まとまった金額の給付金を受け取れます。教育資金の準備といえば、かつては学資保険が常識でした。それは予定利率が高く、おトクに教育資金を準備できたから。ところが、近年では学資保険の予定利率が大幅に下がったため、おトクな要素はなくなりました。銀行に定期預金をしているのとほぼ同じ状況です。

しかも、15年から18年と長期間の払い込みを続け、満期までお金を受け取れないのも資金の流動性がない(使いたいときに自由に引き出せない)ため非常に不便で、今の学資保険は、おすすめしにくいのが実情です。

教育資金の準備方法

貯金と資産運用の併用が良いと思います。例えば、教育資金200万円を準備したいと考えているのなら、100万円は貯金で、残りの100万円は投資で作るというやり方です。ここでオススメな投資は、投資信託のインデックスファンドを積み立てる投資です。15年から18年という長期投資では3~5%ほどの運用益が出る可能性があります。月々5000円ずつ積立投資をして3%で運用すると、15年間で113万円(運用益は23万円)が作れます。貯金だけで準備するよりも投資を併用することでより効率よく準備することができます。

 

習い事

習い事ビンボーに要注意

小さな頃から英会話をやらせたい、ピアノや歌、絵画などの情操教育も良いし、水泳やサッカーなどの運動で体を鍛え、進学塾やプログラミング教育もと、親の願いは果てしなく広がりがち。すべてをやらせていたら、かかるお金も際限がありません。教育熱心なあまり習い事にお金をつぎ込みすぎて家計がピンチに陥る家計が多いようです。さまざまな教育効果が得られる習い事も多くありますが、多くても週に2つか3つまでと基準を作り、本当に必要なものだけに絞ったほうが良いです。そのためにも「やめどき」の見極めが必要です。

習い事ガイドライン

  • 親がやらせたいものより、子供がやりたいものを重視する
  • 休みたがる、練習しない、などの兆候を観察する
  • 定期的に子供の「やる気」を確認する
  • やる気がないものは、潔くやめる
  • どの習い事が一番やりたいのかを子供に考えさせる

このガイドラインを参考に、子供の考えを中心に習い事をさせてあげることが大切だと思います。

 

 

 

まとめ

それぞれの家庭で教育方針に違いがあるとは思いますが、世帯収入をもとに老後資金や教育資金とのバランスが重要です。割合としては、老後資金:教育資金 = 7:3 ぐらいが良いかと。例えば、毎月10万円貯金する場合、7万円は老後資金へ、3万円は習い事や積み立てなどの教育資金に振り分けるとか。親は子供の面倒は見れますが、子供は親の面倒は見れないと我が家では考えています。過剰な投資とならないように、お金のやりくりの参考にしていただければと思います。

 

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