バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

主婦でもiDeCoを始めない理由はない

f:id:buffett_hello:20201214193409j:plain

主婦でもiDeCoを始めない理由はない

バフェットはろうです。

今回は主婦(主夫)でもiDeCoを始めない理由は見当たらないことについて共有していきます。

 

 

 

主婦もiDeCoを始めたほうが良いのか

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、自分自身で老後資金を用意するための私的年金制度です。毎月一定額を掛金として支払うと、その金額に応じて所得税や住民税が安くなるなどの税制上のメリットがあります。

2017年1月の制度改正により、専業主婦(主夫)でも毎月5,000円から2万3,000円までの掛金の範囲でiDeCoに加入できるようになりました。そのため、iDeCoについて気になっている主婦(主夫)の方も多いと思います。

  

baka-chiebag.info

 

まず大黒柱から始める

iDeCoの最大のメリットは所得税控除による所得税や住民税を節税できることです。主婦(主夫)は専業主婦で配偶者の扶養に入っていることが多く、主婦自身が所得税や住民税を支払っていません。ですから、まずは、その家の収入の大黒柱の方から加入したほうが節税効果が高いということになります。

 

受けられるメリット・デメリット

主婦(主夫)がiDeCoに加入する主なメリットとデメリットは以下の通りです。

主なメリット

  •  運用益が全額非課税になる
  • 積み立てたお金を受け取るとき、大きな控除の枠がある
  • 貯蓄が苦手な人でも老後資金を積み立てられる
  • 将来扶養範囲を超えて働いたときには、所得控除を受けられる

主なデメリット

  • 所得控除を受けられない(所得税も住民税も払ってないから)
  • 手数料(口座開設手数料、毎月かかる管理手数料)を支払う
  • 60歳になるまで引き出せない
  • 元本変動型商品の投資信託の場合、元本割れの可能性あり

 

おすすめの運用方法

まず、iDeCoの手数料は毎月最低171円、年間で2,052円がかかります。掛金が毎月5,000円(年間6万円)と少額の場合、年3.4%以上の利回りで運用しなければ赤字になる計算です。ですから、利益を出しやすくするためには、掛金を毎月1万円以上に設定するのがおすすめです。もし毎月1万円(年間12万円)の設定にする場合、年間で2,052円以上の利益を出すためには、年1.7%以上の利回りで運用する必要があり、これぐらいなら、元本変動型の投資信託を運用すれば実現可能な数値です。「NYダウ」や「S&P500」などの指標と連動したインデックス運用のバランス型ファンドであれば、低コスト・低リスクで運用できるため、利回り3%以上となることも可能でしょう。

 

<参考書籍>

 

我が家の場合

iDeCoを約3年前から始め、専業主婦であるためとりあえず毎月1万円を掛金として拠出しています。拠出金40万円に対して、運用益が約3万円、損益率7.8%という途中経過です。仮にこのまま毎月1万円積み立て年利回り5%で運用できれば、23年間で元本276万円に対して運用益234万円となり、運用結果は510万円となる見込みです。これを通常の株式投資で行うと運用益に対して20%の税金がかかりますが、iDeCoの場合は非課税です。銀行預金では絶対にありえない運用結果ですし、貯金・現金もリスクであるといい加減分かったほうが良いですよ。

 

baka-chiebag.info

  

最後までご覧いただきありがとうございます。