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グレート・リセットから資産を守る3つの方法

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

最近、よく耳にする「グレート・リセット」。

世界の著名人が集まるダボス会議のテーマとなったことで、世界中で話題となり、いよいよ現実味を帯びてきました。

今回は、グレート・リセットとは何か、その時、家族と資産を守る方法について共有していきます。

 

 

 

グレート・リセット

一言で言うと、戦後長く続いてきた社会経済システムや金融システムなど、あらゆるものがガラッと変わってしまうこと。

つまり、今までの常識が非常識になったり、経済の仕組みが根本から変わってしまったり、世界のパワーバランスをも変えてしまう、そんな可能性があります。

環境への取組の強化

日本では、昨年から始まったレジ袋の有料化、脱炭素化に伴う増税などが加速します。

デジタル化

国による個人情報の一元管理され、マイナンバーによるワクチン接種歴などの医療情報や、銀行口座や証券口座などの資産状況が丸裸になります。

貧富の差の是正

ベーシックインカムの導入による共産化します。

つまり、稼いだ人からより税金をとり、低所得者にそのお金を配るということ。

特に、各国がお金を刷り過ぎてしまった結果、それぞれの通貨価値の下がり、日本で戦後に起きたようなハイパーインフレ*1からのデノミ*2、財産税が起こる気がします。

その予兆として、2024年の新円への切り替えです。

 

 

 

家族と資産を守る3つの方法

外貨にして運用する

日本は世界でナンバーワンの財政赤字国で、そのうち、誰も円を信用しなくなります。

そうなると、私たちの円資産の価値が10分の1、100分の1になってしまう可能性もあるわけですし、その可能性は決してゼロではありません。

しかし、そのリスクを減らすため、円資産の半分を外貨にして運用すること。

仮にインフレになったとしてもあなたの資産全体の価値は変わりません。

つまり、片方の価値が安くなれば、反対の価値が高くなりますので、結果全体の資産の価値は変わりません。

仮に円の価値がゼロになったとしても、外貨で半分は残りますので、それで生き延びることができるというわけです。

不動産の現物資産を持つ

不動産はインフレやデフレに強く、経済の変化が起きたとしても価値が変わりにくいという特性があります。

しかも、アパートなどの収益不動産で保有すれば、毎月家賃も入ってきます。

不動産以外の現物資産には、金や金貨があります。

価値の保全として金も良いですが、利息を一切生みません。

移住ビザを取る

日本は地震などの天災リスクが常にあり、もしかすると、私たちが日本を追われてしまう可能性もないとは言い切れません。

現実的には移住しなくても、ビザを取れるときに取っておいて、いつでも海外で暮らせる状態にしておくことが良いかと。

マレーシアや、フィリピン、タイなどは比較的移住ビザを取りやすく、日本からもアクセスしやすいので、移住先として人気。

いずれにしても、もうすでに起きている、これから起きる、グレート・リセットに向けてできる限り準備が必要となりそうです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:ハイパーインフレ:国際会計基準では 3年間で2倍以上の物価上昇のことを呼びます。

*2:デノミネーションの略称。通貨の呼称単位の切り下げまたは変更のこと。インフレなどで金額の表示が大きくなり過ぎ、経済活動などで生じる不便解消ために実施されます。