バフェットはろう(@buffett_hello)です。
現在保有しているAT&Tの傘下であったワーナーメディアがスピンオフすることとなりました。
今回は、スピンオフとは何か、スピンオフ後どうするかについて共有していきます。
スピンオフとは
会社が特定の事業部門を切り離し独立させることです。
その特定の事業を切り離した分、前の会社の価値が下がってしまいます。
しかし、スピンオフによって分離される会社の株式は、元の会社の株主に分配されます。
つまり、もともとの会社の価値は下がってしまったとしても、スピンオフの株がもらえるので、株主としての目線では、理論上はプラスマイナスゼロとなります。
AT&Tのスピンオフ
今回、AT&Tの傘下であったワーナーメディアをスピンオフするとの発表がありました。
もともとワーナーメディアは2018年にAT&Tに買収された企業でした。
AT&Tのもともとの通信事業にワーナーメディアが加わり、映画コンテンツなどのメディア事業を通して全体の売り上げに貢献してきましたが、これがまた別々になるという話です。
さらにワーナーメディアは、ディスカバリーの子会社と統合することで、
「【WBD】ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー」
という新たな会社になります。
スピンオフに伴い、
AT&T1株につき、WBDが0.24株付与されます。
ただし、特定口座で保有している場合は、一般口座へ移されます。
一般口座だと税金の手続きが面倒になるデメリットがあり、それを嫌って権利確定前に売却した人もたくさんいました。
AT&Tの株価
2022年の4月11日が権利日を境に、AT&Tの株価は$24から$19までと、20%以上も下がってしまいました。
しかし、自動的にもらえるWBDの株分が下がった形となりました。
スピンオフ後どうする
今回、AT&Tのスピンオフについて共有しました。
日本の証券口座では、スピンオフに伴いデメリットが発生する場合がありますが、うちの場合は、米国の証券口座のため、影響はありません。
現在保有しているAT&Tや今回付与されたWBD34株は、そのまま運用を続ける予定です。
WBDの株価はさっそく、5%超も跳ね上がっていました。
また、増えるのが楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございます。