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米国株インデックスを推す理由

先日の「NISAという非課税枠でおすすめする取引」や「確定拠出年金<iDeCo>は最強の財テク!」という記事の中で、米国株インデックスファンドを推していますが、それについてもう少し詳しくお伝えします。

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ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、まずは投資信託について簡単に説明します。投資信託とは、投資信託会社が投資家から資金を集め、株式等で運用し、その儲けを投資家へ還元するという金融商品です。

投資信託には、大きく2つ、①インデックスファンドと②アクティブファンドがあります。①は日経平均やNYダウなどの指数に連動したファンド。②は投資信託会社のファンドマネージャーが値上がりしそうな銘柄を選択して運用するファンド。

投資信託会社としては①はそれほど手間がかからない分、手数料が安い、ローリスク・ローリターン商品で、②はファンドマネージャーらが試行錯誤するため手数料が高め、マネージャーの見立てが当たれば大きなリターンを得ることも。ただ、株取引の長い歴史の中で、統計上、アクティブはインデックスには勝てないのが通説です。世の中には、年間30%の利回りを出すアクティブファンドも存在しますが、それはまぐれ、長期的にその利回りを維持することは実質不可能なんです。ローリスク・ローリターンのインデックスをコツコツ買い集めた方が、結果的にアクティブよりリターンが得られるということ。私も含め世界中の投資家から「投資の神様」と崇められているウォーレン・バフェットも言っています、米国のS&P500というインデックスに投資するだけで良いと。

 

では、なぜ米国に投資するのか?なぜ日本じゃないのか?

それは簡単、“人口“です。日本の人口は年々減り少子高齢化が進んでいる一方、米国は生産年齢人口(働いて家や車などを買いまくる20〜60歳代の人々)が年々増え続けている、つまり、米国のほうが人口が多い分、モノやサービスのマーケットが桁外れということ。マーケットが大きいということは、モノやサービスを提供する企業の利益も桁外れということ。この現実を知って、どっちに投資するかは皆さん次第です。

  

それではどこの証券会社を開設したら良いか、私も実際に開設しているおすすめをご紹介します。それは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社。この3社は後に別の記事で説明する米国株高配当投資の取引で使い勝手が良い証券会社です。証券会社ごとに扱っている投資信託が若干違いますので、特定の投資信託を買う予定がなければ、上記3社のどれかで口座開設することをおすすめします。米国株を買い付ける際に円から米ドルへ換金する必要があり、換金に便利な金融機関の住信SBI銀行との連携がスムーズなSBI証券を特におすすめします。

 

簡単に口座開設でき無料ですし、この機会に世界に投資してみては。