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貯金が減る3つのリスク

 

 

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貯金が減る3つのリスク

バフェットはろうです。皆さん、貯金していますか?貯金は減らないと思っていませんか?今回はその貯金のリスクについてお伝えします。

 

貯金好きな日本人

日本人は貯金が好きです。どれぐらい持っているのでしょうか。日本の個人金融資産は約1,600兆円。その内訳は「現金・預貯金」53.5%、「株式」「投資信託」「債券」は15.1%だそうです。一方、米国では実に52.5%が「株式」「投資信託」「債券」に投資しているのが現実です。これはなぜでしょうか。日本人の多くは老後に不安を抱えていると思われます。公的年金は受給を先延ばし、受給額は徐々に減らされ、逆にその保険料は徐々に増える始末。さらには物価が上がっても、給料は増えないなら不安になるのも必然。だから誰しもがお金を貯め込んでいるのではないかと思います。一方、米国は公的年金自体ありませんから、自分の老後は自分でなんとかする意識の表れではないですかね。

 

貯金が減る3つのリスク 

リスク1:銀行に預けて機会損失

ご存知の通り、低金利の銀行に預けてもお金は増えません。日本の金利は先進国の中でも最低。日本では長期金利0.025%、100万円を10年間預けても1,001,993円(税引後)にしかなりません。10年間預けてもカスみたいな利子じゃどうしようもない。かつては日本でも1980年代には長期金利は8%を超え、今とは比較にならないぐらい利子がついていた時代がありました。私たち40代より年配の日本人の多くは、そんな夢物語を経験しているため、貯金最強といまだに思っています。というか預貯金以外に資産を増やす術を知らないだけだと私は思っています。そんな彼らに育てられた我々もまた、その夢物語の中で生きているに過ぎません。しかも、銀行は預金者から集めた金を個人や企業に貸し付けて数%の利子をとり、株投資で運用し儲けています。株式投資を始めると銀行銘柄の配当率が高いことが分かり、社会の仕組みも見えてきます。同じように個人で株で運用すれば、年利3%で100万円を10年間運用すれば、130万円を超え実質金利34%も超えます。いかに自分が無知だったか思い知ります。

 

リスク2:インフレで現金価値が減る

インフレとはインフレーションの略で、普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が上がることをいいます。かつて私が幼少期の時には缶コーヒー1本100円でした。それが今は130円。30年後に160円になったとしたら、今持っている現金で買える本数は減ります。つまりインフレによって物価が上がれば、お金の価値は下がるということです。缶コーヒーに限らず、すべてのモノやサービスが値上がりすることが予想され、中には値段据え置きで量が減っているステルス値上げも起こっています。また、国が財政的に破綻して日本円の信用が落ちれば、通貨が暴落します。つまり1米ドル105円から円安が進み1米ドル210円になると、海外からの輸入に頼っている生活では、日本円の現金や預貯金は半分程度の価値しかなくなります。今まで105円で買えていたモノが210円出さないと買えなくなるということです。

 

リスク3:増税

皆さんの記憶に新しいと思いますが、2019年10月に消費税増税、2020年10月に酒税、タバコ税増税と日本政府は国民から税金を吸いあげることに邁進しています。当然これも、持っている現金で購入できる商品は確実に減りますから、現金・預貯金に対するリスクと言えると思います。

 

どうすれば良いか

我が家で実践している、また検討している対応策をご紹介します。

  • 生活防衛資金(貯金)を貯める
  • 株式投資を始める
  • 金や貴金属に換える
  • 不動産を購入する

結局貯金するの?って。不足の事態に備えて数か月分の生活費として生活防衛資金(貯金)は必要だと考えています。家族とともに露頭に迷うことになってしまわぬよう。それ以外の資金は米国株投資にまわしています。 毎年、豪州のカンガルー金貨を買ったり、今後は不動産投資も検討しています。他に良策があれば教えてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。