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FIREを実現するための4つの現実的なパターン

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FIREを実現するための4つの現実的なパターン

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

FIREを実現するのに、大きく分けて4つのパターンがあると思います。どれもハードルは高いです。今回は、我々庶民にとって、どのパターンが現実的かを共有していきます。

 

 

 

FIREを実現する4つのパターン

一攫千金を狙う

もっとも単純なFIREは、「宝くじで10億円当てて仕事を辞め、好きなことだけして生きる」というパターンです。資産運用を一切せず、ただ貯金を切り崩していくだけのFIREが実現できます。ただ、このパターンは、普通の人には真似できません

 

貯蓄を年率4%で運用する

欧米で話題になっているFIREは、「貯蓄から得られる利息・配当金だけで1年間の支出をすべて賄えるようにしてから、早期退職する」というものです。そうすれば、元本を切り崩すことなく、永遠に生計を維持できることになります。例えば、生活費が年300万円だったとすると、その25倍の7,500万円を貯蓄してからFIREします。その貯蓄の7,500万円を年率4%で運用すれば、計算上、利息配当金が毎年300万円得られるので、それで元本を切り崩すことなく永遠に生計を維持できることになります。ただ、年率4%で安定的に稼ぎ続ける運用は簡単には手に入らないということです。運用で安定的に4%を稼ぐというのは、日本ではほとんど夢物語です。もちろん、適切にリスク管理しながら株式に投資していけば、年率4~5%の運用は可能だと思います。

 

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生活費をかけずに自給自足

大金を稼いでFIREするのではなく、「生活費がほとんどかからないライフスタイルに転換」してFIREを実現するという考えが、欧米にはあります。例えば、大自然の中の一軒家で自給自足に近い生活をすることで、年間100万円で暮らせるとします。すると、50歳でFIREして100歳まで生きるとしても、100万円×50年分=5,000万円の貯蓄があればまかなえることになります。ただ、これもハードルは高く、50歳で5,000万円の貯蓄を作ることができる人は、ごく少数しかいません。さらに大自然の中の自給自足生活など、そういう暮らしをやったことがない普通の人には無理です。「都会を離れて生活費の低い自然の美しいところに移る」まではできるかもしれませんが、自給自足まで考えない方が良いかもしれません。

 

好きな仕事だけやって収入を得る

嫌な仕事を我慢してストレスを抱えるのではなく、自分にとって本当に好きな仕事だけやって収入を得るようにします。多くの人は、「好きな仕事だけやっていても生活できない」と思い、好きな事を仕事にするのを諦めます。ただし、一定の貯蓄があれば、好きな仕事で収入を得ながらFIREすることも可能になることがあります。例えば、年間の生活費が300万円だとしても、好きな仕事で年間200万円稼げるなら、差額は100万円だけ。2,000万円貯蓄があれば、とりあえず20年間、生活していくメドが立ちます。一番のポイントは、好きな仕事で本当に年200万円稼げるか慎重にシミュレーションすることです。今の仕事をやめる前に、副業でやってみて、確かな感触をつかんでおく必要があります。

 

 

 

FIRE後も好きな仕事をするのが現実的

一攫千金でもない限り、何も仕事をしないFIREは、あまり現実的ではありません。貯蓄を取り崩すだけの生活では、億に近い貯蓄を作らないと安心できません。日本では銀行預金から得られる利息は鼻くそだし、高リスク商品に投資して高いリターンを期待するようなFIREは危険です。

もっとも現実的なFIREは、FIRE後も仕事をして、収入を得ていくというパターンです。生活のために我慢してやる仕事から、自分が本当にやりたい仕事に変わる意義は大きいと思います。「嫌いな仕事から解放され、好きな事を仕事にする」夢を実現するために必要な貯蓄を確保するのをFIREの目標にするのが、もっとも現実的と思います。

  

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