バフェットはろう(@buffett_hello)です。
「お金の教育を義務教育に」をモットーに活動されている税理士の大河内さんが出したお金のお守り本、「貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!」。
今回は、お金について学び、お金を守る方法をちらっと共有していきます。
貯金ではお金を守れない
日本では普通預金の利息は0.001%、100万円を1年預けてももらえるお金はたったの10円。
そんな状況でも、日本を含め世界各国はお金を刷りまくって、インフレ率2%を目指しています。
インフレが続くと、モノの値段が上がり、現金の価値は下がります。
毎年2%ずつお金の価値は下がっていっています。
貯金しかしていない=現金しか持っていないのは、リスクなんだと。
現金だけを握りしめている人と、お金について学んで現金以外も持っている人との格差は広がっていく、これが格差社会なんです。
税金と保険でお金を守る
まずは、源泉徴収票をしっかり確認しましょう。
自分の年収を知らない人、源泉徴収票の中身を見ない人は完全にアウト。
給料からは、税金やら社会保険料やら色々引かれています。
労働者の節税のポイントは、課税所得を減らすことで払う税金を減らし、自分の手元に残るお金を増やせます。
課税所得を減らすには、控除について知ることが大事。
また、毎月決して安くない社会保険料を払っている日本の社会保険の手厚さは、世界最強。
その中身は、医療、年金、介護、労働とさまざまで、内容をしっかり理解していれば、医療や介護などの民間の保険は、ほぼ不要。
複利は人類最大の発明
金利には、「単利」と「複利」の2種類があり、お金を増やしたいのなら「複利」を理解することが重要です。
あの天才アインシュタインも
「複利は人類最大の発明」
と言っていたほど。
例えば、100万円を年間利回り5%で20年間増やすと、単利だと200万円、複利だと265万円になり、差は歴然。
必ずしも年間利回り5%で運用できる保証はありませんが、米国のインデックスであれば高い確率で達成可能な数字です。
なぜ今、お金を学ぶのか
色々な研究で、国を成長させるには、子供への教育が費用対効果が一番高いことが分かっています。
しかし、OECDの公開資料では、日本は子供への教育に対する公的支出の割合が、34カ国の中で最下位。
教育に投資しない国、ニッポン。
だからこそ、まずは親がお金について学び、自分たちの子供に教える。
なぜなら、学校でも会社でも、親も教えてくれないから。
学ばなければ、持てる者と持たざる者の格差はますます広がることでしょう。
皆さんもぜひご一読ください。
初心者向けの良書です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
参考書籍