バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

貯まらないから貯まるへボーナスの効果的な使い方

f:id:buffett_hello:20210621172227j:plain

貯まらないから貯まるへボーナスの効果的な使い方

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

もうすぐ夏のボーナス時期。大きな出費をカバーするのはよい使い方なのか、貯蓄に何割くらいあてるのがよいのか、迷うところですよね。コロナ禍で先が見通せない今だからこそ、今回は、ボーナスの効果的な使い方について共有していきます。

 

 

 

「帰省」や「生活費の赤字補填」に使うのはダメ家計

家計の悩みを抱えている家庭は、ボーナスの使い方が似ています。とくに多いのが「帰省費用」にあてるパターン。実家が遠距離で、家族全員で帰省すると20〜30万円かかるため、その費用をボーナスでまかなっているという家庭が多いそうです。

そしてまた、「毎月の生活費の赤字分をボーナスで補填してプラマイゼロに戻している」という家庭も多い。帰省費用と赤字補填の両方をやっていて、それでボーナスがなくなるというパターンも珍しくありません。このような使い方は、家計が赤字になるわけではないので、一見問題ないように思えます。

しかし実は、貯蓄を増やすチャンスをみすみす逃している、とてももったいない使い方なのです。例えば、1年で100万円を貯めるには、毎月8万3000円くらい積み立てる必要があります。毎月この金額を捻出するのは、なかなか大変ですよね。 でも、夏のボーナスから20万円、冬のボーナスから20万円の計40万円を貯蓄すれば、月の積み立てが5万円ほどでも年100万円貯まります。ボーナスは貯蓄額を一気に倍増できる、とても重要な機会なのです。

 

ボーナスは7:3に分けるのが基本

そもそもボーナスは、会社の業績によって金額や支給の有無が左右されやすいもの。それを当てにして生活するのは、賢い家計とは言えません。ボーナスは始めからないものとして、できるだけ貯蓄に回すのがベストです。コロナ禍の今は、旅行や帰省を取りやめる家庭も多いと思うので、この機会にボーナスをしっかりと貯蓄しておき、今後の家計のやりくりとボーナスの使い方も見直しましょう。

貯蓄は「使えない貯蓄」と「使うための貯蓄」の2つに分けるのが基本です。「使えない貯蓄」は住宅購入費や教育資金など、使う目的がはっきりしていて、その用途以外には使えない貯蓄。「使うための貯蓄」は帰省費用や車検費用、賃貸住宅の更新料など、毎月の収入ではまかないきれない20万円前後の出費に備える貯蓄です。冷蔵庫やエアコンなどの大型家電が急に壊れたときなど、毎月の収入ではまかないにくい出費に備えるために、「使うための貯蓄」の口座に50万円程度のストックがあると安心です。

ボーナスは「使えない貯蓄」に7割、「使うための貯蓄」に3割を基本とし、各家庭の状況に合わせて割合を調整してみてください。

 

 

 

家計をリセットし、土台をしっかり固めるチャンス

クレジットカードの分割払い・リボ払いの支払い残高が残っている人は、ボーナスで一度全額を精算し、家計をリセットした方が良いと思います。今後は分割払い・リボ払いは避けるのが基本です。 そして毎月の収支を計算し直し、どうやったら月の収入の中で生活できるかを考えることが大切です。コロナ禍により、ボーナスを減額したり支給しない企業が増えています。今期はボーナスが支払われても、次はどうなるかわかりません。ボーナスがあるうちに家計の土台をしっかり固めておくのが、将来のリスクを回避することにつながります。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。