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【MMM】スリーエムをポストイット貼りまくって買い増す理由

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【MMM】スリーエムをポストイット貼りまくって買い増す理由

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

米国連続増配高配当株、約10銘柄に均等分散投資しており、毎月給料日後に「組み入れ比率最低銘柄」を約5万円分買い増すというルールで運用しています。今月は、スリーエム【MMM】を買い増した理由を共有していきます。

 

 

 

スリーエム【MMM】

MMMは、資本財セクターを代表する大型銘柄で、世界有数のコングロマリット*1。化学・電気素材からヘルスケア、コンシューマー*2まで幅広い製品を展開しています。

文房具のPost-itが馴染み深いですが、特定の製品に依存することなく、55,000種類もの製品群を保有しています。MMMの事業領域は多角化されているため、正面から争うライバルはいませんが、強いて言えば、他のコングロマリット企業。

MMMは、様々なニッチ市場で成功製品を生み出し、競争力の源泉としています。

化学産業・電子部品の市場は成長してきましたが、コロナショックによる景気変動リスクがあり、今後の見通しは不透明な状況です。

一方で、確実に需要が増えていくヘルスケアのような分野もあり、幅広い事業で市場の変化に適応できることがMMMの強みです。

 

配当金

株価が低迷していて、かなりの高配当になっていることが確認できます。

着実に配当金の額を積み上げていて、1959年以降は増配を続けています。

増配率は毎年バラツキがありますが、高めの水準で推移していることがわかります。

  • 配当利回り:3.25% 
  • 配当性向:% 
  • 直近1年間の配当金:5.92ドル 
  • 配当金の権利確定月:3月・6月・9月・12月 
  • 連続増配年数:62年間

 

株価

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MMM

株価を長期的に見ると、横ばいで停滞しているチャートとなっていて、S&P500をアンダーパフォームしています。

つまり、多角化された事業で利益は確保しているけど、不人気ってことですね。

よって高配当米国株投資家にとっては好都合の銘柄、安く買い集められるから。

 

 

誰でも簡単に米国株投資が始められます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:Conglomerate コングロマリット:異なる事業活動する2つ以上の企業が1つの企業グループの中で組み合わされている形態。通常は親会社1社と複数の子会社で構成。

その多くは、複数の業界にまたがり大規模な多国籍企業。

日本でいう総合商社がその例。多数の異なる市場に参入して多角化を図ることで事業リスクを分散します。

*2:consumer コンシューマー:消費者のこと。商品・サービス等を消費する人々全体を指す。