バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

今年の冬は料金が高騰する電気料金「市場連動型」

f:id:buffett_hello:20210802212032j:plain

今年の冬は料金が高騰する電気料金「市場連動型」

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

2016年から電力の小売り全面自由化がスタートし、さまざまな企業が電気の小売り事業に参入しており、今や乱立状態。現在は、自分たちで好きな電力会社を選び放題ですが、今回は、電力会社を変更する際のチェックポイントを共有していきます。

 

 

 

電力会社のメリットを調べる

例えば、auやソフトバンクなどは、携帯電話と電気、インターネット回線などと、業者を同一にすることでお得になるキャンペーンなどがあります。また、ガス会社が電気を扱ったり、電力会社がガスを扱ったりと、電気・ガスの一本化ができる会社もあります。その場合、引っ越しの際の手続きが簡単になるというメリットもあります。

そのほかにはマンション単位で契約していれば割引があったり、「ENEOSでんき」にするとガソリン代が安くなったり、鉄道会社の新電力なら使用する沿線に応じた電車の定期代の割引があるなど、住んでいる地域や環境によって受けられるサービスはさまざま。ご自身のライフプランに合った会社を見つけましょう。ただし、1年目はキャンペーンなどで安くなっていたとしても、それ以降の割引などがないとお得感も半減してしまいますので、1年目だけではなく、3年、5年の料金の比較をすることをおすすめします

 

市場連動型かどうかをチェック

選ぶ際に要注意なのが、その料金プランが「市場連動型」かどうか。市場連動型プランは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動して、電気料金の単価が決まるという仕組み。電力には為替のような相場があり、その相場に沿って契約者の電気料金が上下するのが市場連動型プランです。冬がものすごく寒ければ暖房の需要が増え、電気料金の相場も上がります。高騰した月の請求料金がものすごく高くなる可能性があるので、驚くこともあるかもしれません。市場連動型プランを契約した場合は、そういったことがあるということを把握しておくことが大切です。

<市場連動型プランを提供している電力会社>

自然電力、エルピオ、ダイレクトパワー、テラエナジー、ハチドリ電力、ハルエネでんき、エフエネ、ジニーエナジー、みんな電力、めぐるでんき、おトクでんき、アスエネなど 

また、2021~22年にかけての冬季は、確実に電力が不足することが発表されています。これは、電力小売り自由化で、競争が激しくなり各電力会社がコストのかかる老朽化した火力発電所を休廃止していることなどが原因です。市場連動型に契約をしているかたは、電気料金の動向に注意するか、今のうちに契約変更をおすすめします。

 

 

 

契約時には必ず約款を読んで

そのほかにも、解約時に手数料がかかったり、2年契約・3年契約などの縛りがあったり、解約金がかかることが約款に記載されていることもあります。また、紙の請求書や領収書を発行する場合に発行手数料がかかることも。電気会社に限ったことではありませんが、必ず約款を読んで、内容を理解して、納得してから契約するようにしましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。