バフェットはろう(@buffett_hello)です。
米国連続増配高配当株、約10銘柄に均等分散投資しており、毎月給料日後に「組み入れ比率最低銘柄」を約5万円分買い増すというルールで運用しています。
今月はさらに、【LAZR】Luminar Technologies, Inc.(ルミナー・テクノロジーズ)を買った理由を共有していきます。
ルミナー・テクノロジーズ
ルミナーとは、自律走行車に欠かせないセンサー技術「LiDAR(ライダー)」を開発する、2020年12月にIPO*1でナスダックに上場した新興企業です。
今年の売り上げ予想は1,500万ドル(15億円相当)ですが、証券取引委員会(SEC)の見積もりによると、2026年までに少なくとも13億ドル(1,300億円相当)を生み出す可能性があるみたいです。
勢いはしばらく止まりそうにありません。
LiDAR(ライダー)
ライダーはレーザ光を照射し、物体から反射して戻ってくる時間を測定することで、対象物との距離や形状を正確に把握できるセンシング技術です。
現在の主流である電波を使ったレーダーよりも正確に、周囲の先行車や歩行者、障害物との位置関係を計測できるため「自動運転車の目」として大いに期待されています。
ウェブサイトのPR動画からも分かる通り、ルミナーは前衛的な企業で、既存の自動車企業の追随を許さないことがわかります。
ですから、投資家が沸くのも納得できます。
25歳の億万長者
そのルミナーのCEO、オースティン・ラッセル(25歳)が、事業をはじめたのは高校生だった2012年。
ピーター・ティール氏の助成金制度「Thiel Fellowship」を通じて10万ドル(1,000万円相当)の助成金を得て事業を加速させました。
瞬く間に、純資産を増やしビリオネアとなりました。
自動運転の未来を見据えているラッセルが目指すものは「自動車事故の根絶」だそうです。
近年、日本では高齢者による暴走事故が問題になっていますが、ルミナーのライダーが搭載された自動運転車であれば、それらの痛ましい悲劇は回避できると思います。
今後2〜3年の間で自動運転市場に投入される先進運転支援システムとして、ルミナーには、ボルボやダイムラー、インテルのモービルアイなど、自動運転車関連企業50社からすでに注文が入っており、ライダーを搭載した新型は2022年に市場に出る予定だそうです。
現在の株価
1月27日の終値は、35.24ドル(前日比-2.97%)でした。
EPS*2もまだ公開なし、配当金もなし。
テンバガーなるか
ルミナーのライダーは間違いなくこれからの社会に求められている技術だと思います。
自動車を運転する上で最も重要な「安全性」が確約された世界が、もうそこまで来ているのかもしれません。
「株はロマン」と言いますが、こういう前衛的な企業に投資して、テンバガー*3にでもなったら本当にロマンがありますね。
私が常々思っていることは、「株は、買おうと思った時が買い時」ということです。
最後までご覧いただきありがとうございます。