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【XOM】さらにバカになりエクソンを買い増す理由

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【XOM】さらにバカになりエクソンを買い増す理由

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

米国連続増配高配当株、約10銘柄に均等分散投資しており、毎月給料日後に「組み入れ比率最低銘柄」を約5万円分買い増すというルールで運用しています。先月に引き続き、今月も【XOM】Exxon Mobil Corporation(エクソン・モービル)をさらにバカになり買い増した理由を共有していきます。

 

 

 

エクソンモービルの現状

石油産業全体が、コロナ禍の影響にもより低迷時期にあります。エクソンモービルは世界を代表する石油産業企業ですが、今大きく影響を受けており前回2020年12月決済で損益224億ドルと大きく赤字を出しました。さらには、バイデン政権での環境問題取り組み政策が積極化され、なおいっそう厳しい状態が予想できます。トランプ時代ではエクソンのCEOを国務長官へ指名し、石油生産の増加を政策としてあげ、環境汚染問題に対しての緩和政策も予定されていました。政権が変わったことは、エクソンモービル社にとって大きくマイナス要素となりました。世界中の再生エネルギーへの意識が高まり、多くの投資家も再生エネルギーへと流れています

年末にはエクソンが盛り返しを見せたものの、再生エネルギーへの移行への流れに反発しトップを維持することは非常に難しいと予想できます。多くの投資家達の環境問題への関心も高まってきており、石油関連銘柄は全体的に非常に厳しい状態に追い込まれています。年間で25兆円もの売り上げを叩き出す巨大企業ですが、最近の業績推移を見ると、エクソン・モービルでも苦しい状況です。新型コロナ拡大による外出制限や渡航制限により、ガソリンやジェット燃料などの石油需要の激減。新型コロナ拡大の影響が色濃く出た2020年1~3月期の業績は、最終損益が6億1000万ドル(約650億円)の赤字。四半期ベースの赤字は32年ぶり。

サウジアラビアの増産もあって原油価格は下げ止まりました。石油会社は原油価格が高ければ高いほど利益が出る仕組みなので、エクソン・モービルの事業は原油価格変動の影響を受けやすいと言えます。

 

 

 

今後の株価予想 

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XOM

バフェット太郎さんも言っているように、原油需要の長期低迷が続けば、生産コストの高いシェール企業が軒並み倒産しますから、業界再編が加速することが予想されると。そうしてこれは石油メジャー大手にとっては朗報になり得ます。なぜなら、原油安の根本的な原因は米シェール企業による供給過多にあったので、コロナによるシェール企業の連鎖倒産による業界再編は、将来の供給量の抑制につながるからです。ただし、それは言い方を変えれば石油メジャー大手各社にとって痛みを伴う期間があることを意味しますから、「買い持ちする」という単純なことも簡単ではないと思います。そのため、エネルギー株はソッコーでお金持ちになりたいと考えている個人投資家には不向きな投資対象です。とはいえ、世界の石油需要のピークは2030年頃が予想されており、それ以降は横ばいが続くなど安定した需要が見込めることを考えれば、エネルギー企業が完全に淘汰されるという心配はなく、長期的な資産形成ができます。個人投資家にとってエネルギー株は今、配当を再投資する絶好のタイミングだと言えます。

 

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最後までご覧いただきありがとうございます。