バフェットはろうです。
日本の電子マネーシェアナンバー1のPayPay。その中のサービスや残高の名称などがコロコロ変わり混乱していましたので、今回はPayPay残高の種類について共有していきます。
4種類のPayPay残高
PayPayマネー
- 有効期限:無期限
- 残高を送る(わりかん):可能(送金上限100万円まで)
- 残高の出金:可能
- 入金方法:銀行口座などから現金入金
PayPayマネーライト
- 有効期限:無期限
- 残高を送る(わりかん):可能
- 残高の出金:不可
- 入金方法:クレジットカードからチャージ可能
マネー系は、ユーザーが入金してPayPayが預かっているお金。PayPayマネーは、現金という扱いです。一方、PayPayマネーライトは、資金決済法で定められた「前払式支払手段」にあたり、Suicaや商品券のような電子マネーという扱いです。これが出金できてしまうと、クレジットカードの利用枠が現金化できてしまい、マネーロンダリングなどの犯罪に使用されてしまう可能性があるからということみたいです。
PayPayボーナス
- 有効期限:無期限
- 残高を送る(わりかん):不可
- 残高の出金:不可
PayPayボーナスライト
- 有効期限:60日間
- 残高を送る(わりかん):不可
- 残高の出金:不可
ボーナス系は、企業発行の「ポイント」にあたります。決済額に応じたおまけや景品として提供されているため、資金決済法の規制適用外。投資信託などの模擬投資も可能で、PayPayの場合は「PayPayボーナス運用」という名称でサービスを提供しています。
電子マネーを使いこなす
PayPayをはじめ多くの電子マネーは、使われはじめて間もないので、サービスやシステム、名称などが目まぐるしく変わります。また、それらの電子マネーに関する法律も旧世代の法律のため、日進月歩で進化するデジタル金融サービスの実態に必ずしも即していません。ですから、今後は電子マネー自体もそれに関する法律も変わる可能性があります。電子マネーをうまく使いこなすには、その都度、情報収集して自分の知識もアップデートしなければいけませんね。
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