バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

最近注目のFIREを実現するには

f:id:buffett_hello:20210214005429j:plain

最近注目のFIREを実現するには

バフェットはろうです。

「FIRE」という言葉を見聞きすることはありますか。最近、FIREについての書籍とかもよく見かけます。今回は、そのFIREについて共有していこうと思います。

 

 

 

最近注目のFIRE

「FIRE」とは、「Financial Independence Retire Early」の略で「経済的自立」「早期退職」を組み合わせた造語です。お金を稼がなければならないという義務から解放されることで、自分の好きなことをして生きていく意味合いとも解釈できます。

今の仕事ではなく、自分の力で経済的自立を達成するために投資や資産運用を取り入れ、不労所得で生活できるようになれば早期退職が実現可能です。完全なリタイアではなく、フルタイムの仕事を卒業して自分が納得できる範囲で仕事をして、それ以外の時間は自分のために使う生活もFIREに含まれます。

いずれにしてもFIREが目指すのは、それぞれの人がお金にこき使われるのではなく、お金を味方につけて自分らしく生きることです。価値観の多様化に伴いこうした考え方は、今後、日本でも浸透していき、誰もが目指す理想になっていく可能性があります。

 

FIREを目指す適齢期 

生まれつき資産家の人であればともかく、標準的な所得水準や生活水準の人がFIREを目指すには事前に計画を立てることが必要です。例えば、50代から間近に迫っているセカンドライフを描くというのではあまりにも時間が少なく、計画の選択肢が狭くなります。しかし、20~30代の人たちには十分な時間があることが大きな強みです。

それほど大きな生活の変化せずとも、今の仕事を変える必要もないでしょう。FIREを目指す「適齢期」といえるのが20~30代ということです。若いことは大きな強みとなるため、その年齢層の人は今の考え方を少しシフトするだけでFIREに近づけることでしょう。

 

3つの考え方

安定した仕事で収入を増やす

今の仕事を無理に変える必要はありません。重要なのは今の仕事にしっかり取り組み、収入を安定させて着実に増やしていくこと。40代であればより一層劇的に収入を増やす必要がありますが、20~30代にその必要はありません。

無駄な出費を見直し投資にまわす

FIRE達成計画のためには、投資が必要です。投資にまわせるお金を少しでも多くすることがFIRE達成の時期を早め、FIRE達成後の収入額を大きくします。そこでチェックしたいのが無駄な出費です。特に意識したいのが以下のような出費の見直しです。

  • 浪費(お酒、たばこ、ギャンブルなど)
  • 固定費(生命保険、携帯電話料金、住宅ローンなど)

それぞれの出費は1か月にすれば少額かもしれませんが、数十年という長期間の場合は大きな効果が期待できます。そのためしっかりと見直しを行い、投資にまわせるお金をしっかりと確保しましょう。

投資をして不労所得を獲得する

今からできる投資を始めて数百円、数千円という単位でも不労所得を得る仕組みをつくっていきましょう。例えば、株の配当金や投資信託の分配金などが有望です。また、次で共有する「複利」を味方につけていくのも重要です。

 

 

 

不労所得を獲得し、資産形成を始めよう

重要なのは、投資による資産形成。高配当株を保有することによる配当収入やETF、J-REIT、投資信託などからの分配金収入がメインになります。こうした商品をコツコツと積立購入していくことで不労所得を大きくすることが期待できます。

もちろん金融商品のため価格変動リスクはありますが、積立購入を行えば購入時の価格が毎回異なるため、長期的に積み立てを続けていくと購入価格が平均化されていきます。この手法は「ドルコスト平均法」と呼ばれ、長期投資によるリスク管理の基本です。

さらにもう一つ重要なのが複利効果です。現役世代のうちは、投資によって得られた収入をすべて再投資していきます。時間の経過とともに資産が加速度的に増えていくことが期待できます。

例えば、35歳から毎月5万円の積み立てをしながら年利3%で運用すると30年後の65歳時には約3,000万円近くの資産をつくることが可能です。ここで積み立てを辞めて約3,000万円を毎年年利3%で運用した場合は、年額87万円、月換算で約7万2,000円の不労所得が入り続けます。年利3%で運用できれば、これらは貯金の取り崩しではなく半永久的に続く「収入」となります。50代でFIREを実現すべく、毎月の積立額を多くしたり、運用利回りをより高いものにしたり、積立期間を長くしたりなど工夫をすることで、資産形成効果はより大きくなります。FIREに必要な金額を想定しながら自分でもシミュレーションをしてみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。