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誰でも達成できる経済的自立【FIRE】

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誰でも達成できる経済的自立【FIRE】

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

米国で生まれたムーブメント、「FIRE」。日本にも上陸して今話題になっています。誰でも目指すことのできる早期リタイアの手法として注目されています。今回は、FIREの基本的な考え方やについて共有していきます。 

 

 

 

仕事やお金の悩みからの解放を目指す

早期リタイアブーム

第1次早期リタイアブームでは、億万長者になり仕事を辞めて、その築いた資産を切り崩して生活するというものでした。第2次早期リタイアブームでは、「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)に端を発した不動産投資を行い、不労所得を手に入れるものでした。そして今回のFIRE*1、第3次早期リタイアブームでは、支出を減らして株式投資などを行い、配当金による収入(不労所得)を増やしていきます。

FIREの基本的な考え方

今回のFIREは、「年間の不労所得>年間の生活費」を達成すれば、資産を減らさずに生活をすることができるというわけです。資産運用による不労所得を増やし、不労所得で入ってくる金額より生活費が少なくなれば資産は減りません。この考え方ならば、比較的少ない資産でもリタイアが可能です。誰でも生活費を稼ぐための仕事やお金の悩みから解放され、自分の時間を好きなことに使いたいはず。FIREならそんな生活を誰でも目指すことができます。

 

FIREを実現するための方法

4%ルール

FIREを実現する根拠となるルールに、「4%ルール」というのがあります。4%ルールは「年間支出を投資元本の4%以内に抑えられれば、資産が目減りすることなく暮らしていける」というルール。4%の根拠は、米国市場の成長率(7%)からインフレ率(3%)を差し引いたものとされています。このルールを言い換えると、FIREに必要な資産は「投資元本(100%)÷年間支出(4%)」ですので、年間支出の25倍の資産を運用し、年利4%の利益が得られれば元本を減らすことなく生活できる計算になります。

たとえば年間支出が300万円の場合、7500万円の資産を年利4%で運用すれば、300万円の利益(不労所得)となるため、計算上は資産が減りません。仮に運用成績がよく、年利5%で運用できるなら、必要な資産は年間支出の20倍に。
逆に年利が3%、2%と減ってしまえば、不労所得が減ることになります。その場合は、節約をして支出を切り詰めるか、資産を一部取り崩すということになります。もっとも、なにも完全に早期リタイアするだけがFIREではありません。

 

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さまざまな種類のFIRE

たとえば、好きなときに好きなところで働くバリスタFIREや、好きなことを副業として楽しむサイドFIREならば、資産運用の収入がたとえ少なくても、勤労収入で補いつつ生活することもできます。SNSなどの投稿を見ていると、無理のないFIREとして、サイドFIREを目指す人が多いようです。個人的におすすめなのは、このバリスタFIREサイドFIREです。また、節約を徹底するリーンFIREならば、より少ない資産でもFIREが実現できます。逆に、不労所得が大きく増えたら、豊かな生活をしながら貯蓄もするファットFIREが実現できるかもしれません。FIREの根底にあるのは「好きなことをして生きていく」ことです。

 

 

 

まとめ

経済的自立と早期リタイアを目指すFIREについて共有してきました。いきなりFIREするのは難しくても、資産運用をスタートして不労所得を積み上げていけば、お金も貯まりますし、FIREも近づきます。かつては少しハードルが高かった米国株なども、今やネット証券やスマホ証券を活用すれば簡単に投資できる時代です。ぜひ口座開設をして、資産運用に取り組んでください。

 

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最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:FIRE:Financial Independence Retire Earlyの頭文字をとって作られた言葉。経済的に自立して、早期リタイアすることを指すこと。