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DaiGo発言を否定、貧者の救済こそ日本の発展につながる

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貧者の救済こそ日本の発展につながる

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

メンタリストDaiGoさんがYouTubeチャンネルで、生活保護やホームレスを軽視するような内容の発言をして、批判を浴びています。今回は、DaiGo発言を否定し、これからの日本で何が起こるか共有していきます。

 

 

 

貧困は自己責任なのか

DaiGoさんの発言は優生思想*1と呼ばれます。優生思想はナチス・ドイツが積極的に奨励していた危険思想。これまでにも何人もの有名人が優生思想を口にし、「貧困は自己責任」という雰囲気をつくりあげてきました。

 

富の再分配こそが必要

新札の顔となる渋沢栄一*2は、「努力をしたくてもできない境遇の人たちもいる。」 と訴えていました。そのうえで、 「そうした境遇を改善することで、社会に活躍できる人材が増える。それは国家にとっても好ましいことであり、経済界にとってもプラスになる。」 と財界を説得していったのです。また、さらなる経済発展には「富の再分配こそが必要」とまで渋沢は断言しています。昨今、格差社会が拡大し、富の再分配を訴える人も増えてきました。その一方で、貧困層に再分配することを無駄と断じる富裕層もいます

 

 

 

今こそ渋沢栄一に学ぶとき

渋沢は約150年前から、「富の再分配」を提唱し、格差の解消を目指していたのです。渋沢には 「日本が一等国となるためには生産力を上げなければならない。そのためには、優秀な人材をひとりでも多く育てなければならない。」 という考え方がありました。渋沢は生活困窮者を救い、そして学校で学ばせたのです。

2020年から感染拡大したコロナによって、生活が苦しい人は多いことでしょう。そうした境遇の人たちを無駄と切り捨ててしまえば、社会はいつまでたっても前に進みません。生活困窮者・高齢者・難病患者・非行少年といった人たちの救済について考える必要がありそうです。

ということで、あります。富の再分配、渋沢栄一、新札、預金封鎖、資産課税。勘づいている人はすでに行動しています。 

 

baka-chiebag.info

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:優生思想(ゆうせいしそう):身体的、精神的に優れた能力を持っている者の遺伝子を保護し、逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世にのこそうという思想。

*2:渋沢栄一:500社以上もの企業を興し、世間からは資本主義の父と呼ばれています。