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岸田新総裁が初会見で語ったことについて

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岸田新総裁が初会見で語ったことについて

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

自民党の新総裁に就任した岸田文雄氏が、自民党本部で総裁として初めての記者会見を開きました。今回は、岸田氏が語ったコロナ対策や経済政策などから思ったことを共有していきます。

 

 

 

コロナ対策は雰囲気作り

岸田氏は「我が国は国難と言われる厳しい状況の中にあります」と危機感を示した上で、岸田氏は2つの「雰囲気」を作っていきたいと述べました。1つ目は、ワンチームになってこの国難を乗り越えようっていう雰囲気。2つ目は、年内に数十兆円規模の経済対策で、多くの国民に協力してもらう雰囲気。戦後、雰囲気や空気感でやってきて、国ごと没落してきているのに全くわかっていません。それではこの国難は到底乗り越えられません。結局、自分で考えて自分の身は守りましょう。

 

経済対策は社会主義化

岸田氏が掲げてきたのが、「新しい資本主義の構築」「令和版所得倍増のための分配施策」です。会見でも、「いまこそ、成長と分配の好循環を実現し、全国津々浦々に『成長の果実』を届けていきたい」としました。「成長の果実」とは、所得の引き上げを意味でしょう。

  • 大企業と中小企業の格差
  • 高所得者層と中・低所得者層の格差
  • 大都市と地方の格差

こうした格差を埋めるためにも、岸田氏は大企業と下請け企業の分配の見直しや企業における従業員への適切な分配など民間の取り組みだけでなく、公的な分配が必要だとしています。具体的には、中・低所得者の負担となっている教育費・住居費などへの支援や税制の見直し、看護師や介護士などの職業につく人々の公的価格の見直しに取り組むということ。こうした所得の増加をはじめとする分配政策は消費を喚起することで、経済全体に好循環を引き起こすと主張しています。シャンパンタワー最下段の非課税に近い人だけが倍増するかもしれない話で、これだけ聞くと、素晴らしい社会主義国家です。

 

 

 

日本に期待しない

公文書の管理なんか当たり前だし、森友学園をめぐる問題や加計学園をめぐる問題は再調査されないまま闇に葬ることになりそうです。

総裁選を通じて岸田氏が強調してきたのは、「人の話をよく聞くこと」ということでした。岸田氏が言う「人」とは、国民ではなく、重鎮どもですからね。

一つ言える確かなことは、自分で考えて自分の身は守り、自分で考えて所得を増やすか税金を減らすかしていかないと、雰囲気に飲まれ沈みます。

 

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