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人生を楽しむべきは浪費の言い訳

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人生を楽しむべきは浪費の言い訳

バフェットはろうです。

イソップ寓話の「アリとキリギリス」。寓話の中で、食料の調達が難しい冬のために暑い夏に一生懸命働いたアリと、人生を楽しむために浪費して楽観的に過ごし冬に餓死してしまったキリギリスが登場します。どちらも幸せな生き方かもしれません。今回は、本物の富裕層はどちらの生き方を選択するか共有していこうと思います。

 

 

 

今の1万円は将来1万円ではない

自分の財布が「給与収入のみ」の人にとって、今の1万円は低金利の時代ですから10年後もほとんど増えてなくて1万円のままかもしれません。しかし、前回共有した4つの財布を知っていて、その財布を持っている人にとっては、今の1万円は将来の100万円を使っているのと同じだと理解しています。

  

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キリギリス的な人

キリギリスな人は「たった1万円っぽちの小さい金額を貯金したってしょうがない」と思ってしまい、それではお金を増やせません。キリギリスは「若いときにお金を使って人生を楽しまなければ意味がない」といった考えを抱いていたに違いありません。キリギリスな人は、今の1万円が将来も同じ1万円だと考えていますし、自分が生涯で稼ぐ総額が一定だとも考えています。そうであれば、先に使うか後に使うかの違いだけであって、ならば若い頃に使おうという考えに傾きがちです。

 

アリ的な人

一方、アリな人は、今の1万円を使うことが、実は将来の事業収入や不動産収入、配当収入の100万円を食いつぶしているのと同じだと理解しており、生涯で稼ぐ総額が一定だとは考えていません。自制心を働かせ報酬を先送りにすることがとてつもなく大きなリターンを生むこと、今使わなければ、将来使い切れないほどのお金が入ってくることを知っているからです。

 

 

 

本物の富裕層の生き方

生活費を節約し、贅沢を慎み、貯蓄する、さらにはその種銭を投資することが、生涯を通して加速度的に資産を膨張させることを理解する必要があります。米国の有名な投資家バフェットは、2007年に前年から資産を100億ドル増加させ、620億ドル(約6兆4360億円)となり、それまでずっと世界長者番付2位でしたが初めて1位になりました。バフェットの資産は、主に自身がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイの株式を通じて形成されています。彼の生活は、基本的にお金を使わず、1958年に31,500ドル(当時のレートで約990万円)で購入したオマハの郊外の住宅に今でも住んでいます。毎年、バークシャー・ハサウェイから10万ドルの報酬を受け取り暮らしています。キリギリスのように人生を楽しむべきと思うことは良い反面、浪費につながることもあります。いま一度、お金の使い方、暮らし方を見直してはいかがでしょうか。

 

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