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源泉徴収票は1行チェックだけでOK

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源泉徴収票は1行チェックだけでOK

バフェットはろうです。

源泉徴収票の確認はつい先延ばしにしていませんか。1年間の収入のまとめが記載されていますので、しっかり確認しておきたいところです。今回は、その源泉徴収票をポイントを絞って効率的に確認することを共有していきます。

 

 

 

源泉徴収票って何?

一言で言えば、「年末調整の結果」です。年末調整とは、会社員の場合、毎年11月頃に勤務先の会社が皆さんの1年間の所得を計算し、所得税を算出、納税してくれる作業です。源泉徴収票はその結果です。1年分の収入と所得税を把握するには、源泉徴収票をきちんと読むことが大切です。また、源泉徴収票は所得税だけでなく、住民税の計算にも使用されますので、それも意識したほうが良いかと。

 

注目すべきポイント

源泉徴収票にはいろいろなことが書かれていますが、見るべきポイントは1行だけです。

支払金額

勤務先が皆さんに支払った金額の、1年間の合計です。いわゆる額面の年収のことです。ただし、月15万円までの交通費は含まれません。各種ローンやクレジットカードの申込時等に記入を求められる「年収」は、手取り金額ではなく、この金額を返答しましょう。

給与所得控除後の金額

この説明の前に、「収入」と「所得」の違いについて復習します。「収入」は入ってくるお金、所得は収入から経費を差し引いた残りのお金です。そして、所得に対して所得税がかかります。経費とは、収入を得るために必要な支出のことです。会社員でも経費はかかりますが、個人ごとではなく、一定の計算式で差し引く金額を算出します。

所得控除の額の合計額

所得控除は全部で15種類あり、基礎控除や配偶者控除、生命保険料控除や社会保険料控除などがあります。これら控除を「所得」から引き、課税所得を減らしていければ、税金が減ります。

源泉徴収税額

ようやく課税所得に税率をかけて、源泉徴収税額を計算されます。所得税は、所得が多くになるにしたがって、段階的に高くなっています。

 

 

 

まとめ

今まで、節税対策をしてこなかった、年末調整をしっかりしてこなかったことを後悔している人は多くいらっしゃいます。それとも、生命保険の証書等が届かなかった、iDeCoの分控除し忘れたという人は、確定申告をすることで、まだ間に合います。

源泉徴収票には、1年間の収入、給与所得、所得税などが1枚にまとめられています。しっかりと内容を確認し、ちゃんと保存しておき、必要であれば確定申告をしましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。