バフェットはろう(@buffett_hello)です。
「待ちに待った退職金!受け取ったら何に使おう?」とわくわくしている方も多いのではないでしょうか。退職金は老後の生活を支える重要な資金になりますので、その使い方には注意しておきたい点もあります。退職金のダメな使い方を共有していきます。
無計画に使う
今は平均寿命も延びてきているので、60歳で仕事を引退したとしても老後生活はまだ30年続く可能性が十分あります。最初のうちに退職金をパーッと使い切ってしまうと、人生の後半で困ってしまうかもしれません。長期的な計画を練って使っていく必要があります。
すぐに全額投資に回す
退職金を運用しようと考える方は多いと思います。ただ、運用するなら一度にまとめて大金を投入するより、複数回に分散させて投資した方がリスクを抑えやすいのは確かです。投資初心者の方は特に、投資先も1つではなく複数の国、複数の資産、複数の企業などなるべく集中させずに分散させておくのがおすすめです。「つみたてNISA」など投資の税制優遇制度の利用も検討してみてはいかがでしょうか。
人任せにする
銀行や証券会社の担当者などから声を掛けられたから、その人たちに資産運用を全部おまかせにする人もいるかと思います。自分の大切なお金ですから、丸投げではなく自分で管理していくことが大切です。「担当者を信用している」「難しいことは考えたくない」と思っている金融リテラシーの低い人もいるかもしれません。ある程度は自分で調べて理解してから実行した方が、より自分の意向に沿ったよい運用に近づきやすいですし、万が一失敗しても後悔が少なくて済みます。
まとめ
「長年働いてきたご褒美」のような感覚でパーッと使う方も多い退職金。ご褒美でも何でもなくて、給料の後払いに過ぎません。退職金が出ることで、従業員は会社に縛られて働かされている、身代金みたいなもの。自社の給料形態や自身の給料明細を見直してみてください、その意味がわかると思います。
また、退職金の使い方は、あとで困らないよう数十年先まで見据えて計画的に使っていくのがおすすめです。退職後の人生もまだまだ長いですので、焦らずじっくり考えて、納得のいく使い道が決まってから実行しても十分間に合うと思っています。
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