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保険のプロほど生命保険に入らない理由

 

 

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保険のプロほど生命保険に入らない理由

バフェットはろうです。保険屋などの保険のプロほど生命保険に入っていないって知っていましたか。まあ全く入っていないわけではないと思いますが、事実だとすれば衝撃的。今回はそんな生命保険について説明します。

 

【生命保険】

皆さんもご存知の通り、生命保険とは被保険者が死亡した際に保険金が支払われるというもの。要するに、自分が亡くなったら、生活に困る家族がいる場合は加入したほうが良いということ。ちなみに厚生労働省の資料によると、働き盛りの40歳男性の死亡確率は0.1%、損失額は数千万〜数億円だそうです。その人が今後一生涯かけて稼いだであろう収入が損失額ということですね。この低確率・大損失のリスクに対して、生命保険が必要になります。

 

【公的年金】

民間の生命保険を考える前に、皆さんも毎月保険料を支払っている強制加入公的生命・障害・年金保険、いわゆる公的年金について簡単に説明します。公的年金とは、国内に住所がある全ての人に加入が義務付けられており、働き方によって①国民年金、②厚生年金、③共済年金の3種類があります。受給できる年金の種類を下記に示します。

  • 老齢年金(65歳から受給できる今も昔も話題にあがる老後の命綱)
  • 障害年金(病気やケガで仕事などが制限された際に受給できる年金)
  • 遺族年金(死亡時に生計を維持していた遺族が受給できる生命保険的な保障)

 

【遺族年金】

民間の生命保険への加入に関わる遺族年金について、もう少し詳しく説明します。これは、収入、配偶者、子供の人数・年齢によって受給額が変わります。ちなみに現在の我が家(18歳未満の子供3人)の場合、遺族基礎年金+遺族厚生年金で月額16.9万円を受給できるみたいです。子供の年齢によって徐々に減額しますが、ざっと見積もってかみさんが64歳未満までで約3,700万円が受給できる計算です。すでに私たちにはこんな生命保険的な保障があったわけなんです。

 

これらを踏まえて

不足分を民間の保険で補えば良いということになります。我が家では一応大黒柱である私が死亡した際に、300万円支払われる内容の生命保険に加入しており、これは葬式代に消えます。それと先に説明した遺族年金を補う保障として、月額20万円程度受給できる収入保障保険に加入しています。それに加えて住宅ローンの団体信用保険も入っていますので、私の死後、住宅ローンの支払いは不要となり、これで家に関しては固定資産税を払うだけ。これらの内容で月額5,000円の保険料を支払っています。我が家はこれで十分です。それ以上支払っているとすれば私的にはオーバースペックだと考えており、それが貯蓄性の保険ならそれは完全に保険会社の肥やしになっています。私は保険の専門家ではないので、保険を見直したい方は保険の窓口やファイナンシャルプランナーなどに相談してみてはどうでしょうか。長い人生、リスクには備えたいですが、家計を圧迫するほど保険をかけて保険会社のマネーマシンにならないようにしましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。