バカでも分かるお金の知恵袋

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外貨で日本円の暴落に備える

 

 

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今回は目的別に外貨への両替について共有していこうと思います。

 

銀行の外貨預金

一番手っ取り早い銀行の外貨預金。取り扱いしている銀行も多く、口座さえ開設していれば誰でも簡単に外貨の普通預金や定期預金へ資金を移せます。その中でも「住信SBIネット銀行」がおすすめ。SBI証券で米国株を買い付けするのに、日本円でも決済できますが手数料がかかるため、最初に住信SBIネット銀行で日本円から米ドルに、手数料安く両替ができます。それから両替した米ドルを手数料無料でSBI証券に移動して米国株を買い付けていました。1ドル何銭の差ですけど、チリツモですからね。銀行の外貨預金はひとつデメリットがあります。外貨預金はペイオフ*1の対象外。つまり、預けている金融機関が破綻したら1円も戻りません。

 

外貨紙幣への両替

外貨紙幣現物への両替には、「外貨両替ドルユーロ」を利用しています。自宅にいながらネット注文でき、手数料も空港の両替所で両替するよりも安く済みます。過去、数回利用しており、我が家では定期的に米ドルや豪ドルに両替して、これから起こるかもしれない日本円の暴落に備えてリスクヘッジしています。現に、今年の春先のコロナショックの際は、外貨紙幣の在庫がなくなり両替できない状態でした。皆さん考えることは一緒ですね。

 

日本の口座から現地通貨で引き出し

インターナショナルカードというキャッシュカードで、日本の口座から現地ATMで現地通貨として引き出せるというもの。私が使ってきた中で、「ソニー銀行」が便利です。以前は新生銀行でもできましたが、現在は私が知る限り、ソニー銀行かシティバンクの2行だけです。何が便利かというと、海外旅行の際に事前に外貨に両替しなくても、現金が必要になったらその都度両替すれば良いということ。もちろん手数料はかかりますが、多額の現金を持ち歩くリスクを考えたら、はるかに安いと思います。利用するには旅行前にソニー銀行の口座を開設して、その口座に必要な現金を入金しておくだけ。実際に現地で引き出しすると、リアルタイムのレートで換金され、手数料数百円と合わせて、日本の口座から引かれます。我が家も海外旅行の際はいつも利用しています。

 

日本円の暴落に備えて

いつか来るやもしれぬ日本円の暴落。備えあれば憂いなし。私のおすすめは米ドルの現物紙幣への両替。腐っても鯛、腐っても米ドル。世界が混乱しても世界の基軸通貨である米ドルは最後まで暴落しないのではと勝手に思っています。仮に暴落しなくても、海外旅行で使えますし。両替はあくまでも自己責任で。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

*1:ペイオフ:金融機関が破綻した際の処理方法で、対象となる預金について一定限度まで預金者に払い戻し、その上で金融機関を精算する制度。2020年10月現在は元本1,000万円とその利息までしか払い戻し保証されません。