バフェットはろうです。皆さんの自宅は持ち家ですか？賃貸ですか？私は持ち家です。今回は家を持っている自慢話ではなく、私の人生最大の失敗についてお伝えします。
我が家
現在、家族5人が住んでいる我が家は、新築の戸建て。子供が増えたこともあり、数年間住んでいた中古マンションが手狭になったので、今から5年前に購入しました。駅徒歩2分、日当たり良好、間取りは4LDK、子供一人一部屋あり、庭はありませんが駐車場付き、と都内出身の私がいつかは持ちたいと憧れていた夢のマイホームそのものです。そんな我が家で家族みんな楽しく暮らしています。
持ち家は資産との思い込み
しかし、購入直後、米国の投資家でもあるロバート・キヨサキ著書の「金持ち父さん貧乏父さん」に出会い、愕然としました。その本の中で、
金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。資産とは私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく。
ということが書かれており、私がローンを組んで購入したマイホームこそ人生最大の負債だということに気づいたのです。ロバート・キヨサキ氏は家を買うことを否定しているのではなく、資産と負債の違いをしっかり理解した上で金持ちになるための方法を考えて買うべきだと私は理解しました。すでに持ち家を持っている方や、これから購入を検討している方はご存知かと思いますが、持ち家は様々な出費があります。大部分は月々の住宅ローンですが、毎年の固定資産税、種々様々な修繕費やメンテナンス費用とあげればキリがありません。かつて私もそうでしたが、中にはローンを支払い終えれば資産になると思い込んでいる方もいます。しかし、ローンがなくなっても、固定資産税や修繕費は所有している限り払い続けることになります。しかも、将来子供に相続することになれば相続税もかかる。つまり、いつまでたっても負債でしかないんです。
夢が悪夢になる
しかも、夢のマイホームなんてものは、世間一般が作り出した幻想でしかありません。資産と負債を理解していない人々の憧れであり、欺いて儲けようとしている業者の企み、そんなものに我々は踊らされ、夢を見させられているだけなんです。世の中、夢ほど高くつく支払いはないと思っています。夢のマイホーム、夢の万馬券、夢の宝くじ。これらは、ハウスメーカーやJRAの利益となり、宝くじなんかは40%は公共事業に使われていることを考えると、買っている人は自らすすんで払わなくても済む税金を払っているのと同じなんです。持ち家なんてものは、長い年月が経てば、建物の価値はなくなり、土地代は変動し、生活拠点は固定化、お金を払って土地に鎖で繋がれギャンブルしているかのように思えてしょうがない。
お金の流れを知る
こうしたお金の流れや、金持ちはなんで金持ちなのか、金持ちは何を考えて行動しているのか知り、自分たちに何ができるのか、どうすれば良いのか考えることが大事だと思います。人によって金持ちの定義は違いますが、ただ収入を増やすことだけではなく、できるだけ負債は持たず、無駄な支出を減らし、収入で資産を買い、経済的に豊かに暮らせる人が金持ちであると私は思っています。具体的な方法は、また別の機会に紹介します。
最後までご覧いただきありがとうございます。
