バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

日本の借金1,000兆円、実はまやかし

f:id:buffett_hello:20210416172458j:plain

日本の借金1,000兆円、実はまやかし

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

財務省の連結財務書類、いわゆる国のバランスシートを見ると、面白いことが分かります。今回は、日本の借金1,000兆円の真実について共有していこうと思います。

 

 

 

国のバランスシートでは

その2018年度末の国のバランスシートでは、資産の総計は1,012兆円。そのうち、現預金127兆円、有価証券397兆円、貸付金154兆円、出資18兆円、計696兆円が比較的換金可能な金融資産です。そのほかに、有形固定資産272兆円、運用寄託金124兆円、その他23兆円。

一方、負債は1,517兆円。その内訳は、公債880兆円、政府短期証券76兆円、借入金35兆円、これらがいわゆる国の借金で計991兆円。運用寄託金の見合い負債である公的年金預り金124兆円、その他39兆円。負債の総額から資産を引いた額(1,517兆円-1,012兆円)は、505兆円です。ここから、さらに日本政府の子会社、日銀の資産を差し引くと、本当はたった約200兆円。しかもこの金額は年々減少

 

日本政府は実は金持ち

他の先進国と比較して、日本政府のバランスシートの特徴を言えば、政府資産が巨額であり、政府資産額としては世界一なんです。政府資産の中身についても、比較的換金可能な金融資産の割合がきわめて大きいのが特徴的です。

また、貸付金や出資金の明細は、財務省の財務書類に詳しく記されていますが、そこが各省の天下り先になっています。実は、財務省所管の貸付先は他省庁に比べて突出して多く、要するに「カネを付けるから天下りもよろしく」ということです。

 

財務省が増税を煽っているだけ

こう考えてみると、財務省が借金1000兆円と言い、「だから消費増税が必要」と国民に迫っているだけで、暴力的な脅しでしかありません。実質的に借金は150~200兆円程度で、GDP比も計算項目違いの200%ではなく、30~40%程度でしょう。ちなみに、他国での中央銀行と連結した数字をGDP比でみると、アメリカで65%〜80%、イギリスは60%〜80%程度。これを見ると、日本の財政問題がすぐにでも破綻するという意見は馬鹿げているのがわかります。

 

 

 

無知な国民は重税に苦しむ

財務省は、バランスシートの右側の負債のことしか言っていません。借金が大変なら換金可能な金融資産を処分して、その穴埋めをすれば良いだけでは。なぜそうしないのか。それは、彼らが長年築き上げてきた既得権益を死守する、天下り先を確保する、ばら撒くカネがあればみんな言うことを聞く、そんなところでしょうか。彼らの私利私欲のために、無知な国民が重税に苦しんでいます。このままだと、さらなる増税、預金封鎖から財産税課税、彼らが存在する限り国民からの搾取は続きます。ではどうすれば良いか。賢く合法的に納税額を減らす、この腐ったシステムをぶっ壊す政治家を選ぶ、またはこの国を去る、方法しか思いつきません。

  

baka-chiebag.info

  

baka-chiebag.info

 

最後までご覧いただきありがとうございます。