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株取引初心者がやらないほうが良いこと

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株取引初心者がやらないほうが良いこと

バフェットはろうです。

最近、株取引を始めた人も多いかと思います。投資の世界で「これをやれば絶対大丈夫」ということはありませんが、今回は「これはやらないほうが良い」というのを共有します。

 

 

 

株取引初心者がやらないほうが良いこと

イナゴ投資

普段取引の少ない銘柄に何かニュースが出ると、突如多くの投資家が群がり、株価を押し上げることがあります。中には、意図的にSNS等で盛んに煽る人もいます。このような銘柄に群がる多くの投資家を「イナゴ」、出来上がったチャートを「イナゴタワー」と呼びます。瞬間的に儲ける人や、あるいは煽った張本人はうまく逃げ切れて大きな利益を手にするかもしれませんが、その他多くの「イナゴ」は損失を押し付けられる羽目になります。単に株価が上がっているという理由だけで飛びついたり誰かの言っていることをそのまま信じて投資するとロクなことにはなりません。

株価の動きにばかり気を取られる

株取引を始めたばかりだと、つい自分の銘柄の損益が気になって、何度も株価をチェックしてしまいがちです。しかし、損益を気にしたところでなんの解決にもなりません。四六時中、株価チェックを繰り返していたのでは精神が持ちません。少なくとも数週間単位以上で取引を考えるのが得策です。数年単位の長期投資家は、取引時間中に株価を見ることはほとんどありません。これが精神衛生上最も良いと考えます。

信用取引

信用取引とは、証券会社からお金を借りて、自己資金の最大約3倍までの取引を行うことです。簡単に言えば、3倍の取引で利益が3倍になることもあれば、損失も3倍になることもあります。自己資金が少ない人にとっては、少しでも効率よく儲けようと考えてつい手を出してしまいがちですが、あまりおすすめできるものではありません。損失が膨らむと、やがて自己資金が不足し「追加証拠金(追証)」が求められます。その時点で取引を解消すれば、損失は確定し借金が残ることはありません。ところが、中には損失を確定させたくないがために、無理して追証を払う投資家がおり、やがて生活費や消費者金融にまで手を出してしまう人もいます。

空売り

空売りも信用取引の一種で、株価が下がることを予測して儲けようとする手法です。例えば、株価が上がりすぎている銘柄を見ると、つい「下がるだろう」と考えて空売りを仕掛けたくなります。しかし、大きく上がる銘柄にはどんどん買い手が群がってきて、そこから株価2倍になるなんてこともあり、損失は膨らみます。さらに、空売りで一番怖いのは、損失に限りがないこと。つまり、現物取引なら株価が最悪0になって終わりますが、株価に上限がない以上、空売りの損失は「無限大」。「買いは家まで、売りは命まで」という格言すらあるぐらいですから。 

みんなが騒いでいる時に買う

「靴磨きの少年」の話を知っていますか。これは、株の話など普段しない靴磨きの少年までもが株の話をするようになったら、株価は天井が近いという格言です。株価が上がって先に買った人が喜んでいると、それを見た初心者も参加したくなります。しかし、その時には株価は割高になっており、先に買った人たちは売り時を探っているのです。そんな時に何も知らずにやってきた初心者は絶好の「カモ」にされます。カモになってしまった初心者は、損だけを抱えて取引をする気力もなくなるでしょう。これが多くの個人投資家が「負け」で終わる最大の理由だと考えます。

 

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