バフェットはろう(@buffett_hello)です。
普段は米国連続増配高配当株、約10銘柄に均等分散投資して運用しています。が、今回は、先日、初の宇宙飛行に成功した【SPCE】Virgin Galactric Holding, Inc.（ヴァージン・ギャラクティック）を買い付けた理由を共有していきます。
事業内容
ヴァージン・ギャラクティックは、宇宙旅行を企画する会社です。具体的には、宇宙船を双胴の飛行機（母船）で高高度まで運び、切り離した後はロケット噴射で大気圏を超え、宇宙空間で数分間にわたって無重力の世界を体験。その後、大気圏に戻ってからは滑空して米国・ニューメキシコ州の基地「スペース・アメリカ」へ帰還します。ヴァージン・ギャラクティックのフライトでは、一応民間企業のリサーチ・プロジェクトも行えますが、メインの目的は宇宙の観光旅行です。宇宙船は、グライダーのように滑空して基地に帰ってくるので何度も使用できますし、これまでに何度もテストが行われて安全性が証明されています。つまり、ロー・リスクで宇宙飛行士になったかのような体験ができるのが、ヴァージン・ギャラクティックのサービスのポイントです。
同社初の宇宙飛行に成功
2021年7月11日、創業者のサー・リチャード・ブランソン氏搭乗の初宇宙飛行を成功させました。予定より1時間30分遅れての離陸でしたが、高度約85kmに達して数分間の無重力状態を体験した後、全員が無事帰還しました。
ブランソン氏は帰還後、セレブ御用達のチャリティーサイトOMAZEとの提携で、宇宙飛行のチケット2枚の懸賞を開始すると発表しました。懸賞には世界中どこからでも参加できます。OMAZEのチャリティーは寄付金額にかかわらず権利獲得のチャンスがありますが、寄付金額が高くなるほど当選の確率も高くなる仕組みだそうです。寄付金は「Space for Humanity」に贈られます。勝者はブランソン氏と同じ宇宙船「VSS Unity」での宇宙飛行とブランソン氏によるスペースポート・アメリカのVIPツアー（とスペースポート・アメリカまでの旅費とホテル代）の権利を獲得できます。懸賞参加の締め切りは9月1日。実際のフライトは2022年初頭の予定です。
宇宙旅行ビジネス本格化
ヴァージン・ギャラクティックは、まだ正式に営業を開始していませんが、2022年から商用宇宙旅行事業を開始する予定で、既に約600人が搭乗券を購入済みです。とはいえ現段階では、「将来どのくらいの売上高が見込めるのか？」を議論するにはまだ早い段階です。
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