バカでも分かるお金の知恵袋

〜日常生活でのお金に関する知恵を公開中〜

その買い物は見合う価値があるのか

f:id:buffett_hello:20210226221253j:plain

その買い物は見合う価値があるのか

バフェットはろうです。

FIREするのに、ただお金を貯めればなれるのか。おそらく、それだけではFIREすることはできないでしょう。今回は、FIREに向けて買い物するときやモノを手に入れるときに大事な4つの問いについて共有していきます。

 

 

 

問い1:どれほど私を幸せにできるか

何か買いたいとき、ほとんどの人は価格をまず見て、買いたいのかどうか自分に問いかけます。そのモノが安ければ安いほど、決断も容易になるケースは多いでしょう。その買い物はどれほどの価値を自分の人生にもたらすのか。今日自分を幸せにしてくれるのか。明日も、来月も。かつて自分を幸せにしてくれたモノでも、もはやそうではなくなってしまいます。これはより深い判断をもとに買うかどうかの選択を迫る問いでもあり、お金を管理するための考え方です。これだけ意識的になれば、次第にお金を使う価値のあるモノをより楽に見極められるようになります。そうすれば、1万円あたりの幸福も最大化できるようになるでしょう。

 

問い2:いくら稼ぐ必要があるのか

皆さんが何かを買うときは、税引後の収入から支払うことになります。つまり、それを買えるようになるには、定価よりも実際は稼がなければなりません。年収400万円の人は所得税20%だとします。つまり、週5日働いたうちの1日分の稼ぎは税金に消えます。稼いだ1万円の実際の購買力は8,000円でしかなくなります。

広告表示価格 ÷ ( 1 ー 所得税率 ) = 商品を買うのに必要な収入

例えば、年収400万円、所得税20%の人が1万円の靴を買えるようになるには、12,500円稼がないとならないということです。つまり、皆さんが収入の何%を税金として払おうが、何かを買うときはその所得税分を余分に稼がなければならないということです。これが税の最適化が重要だと言われる理由のひとつにすぎません。税の最適化によって、皆さんが稼いだ1万円は最大限の価値を持つようになります。適切な控除や投資戦略を活用することで、税率を5%引き下げるだけで、毎週2時間の時間を節約するようなもので、年間では100時間以上になります。お金を時間の単位で考えるのも効果的なやり方です。

 

問い3:人生の何時間を差し出すのか

お金は無限に稼ごうと思えば稼げますが、時間はそうではありません。お金をもらって働いているとき、皆さんはお金のために自分の人生の時間を差し出しています。

次に何かを買いに行くときに、自分に問いかけてみてください。その何かを買うためにどれくらい自分の人生を差し出していますか。その1万円のコートを買うために、何時間働かなければならないのでしょうか。

モノの値段 ÷ 税引後実質時給 = 差し出した人生の時間

例えば、時給2,000円だとして税引後実質時給は1,600円です。そうすると、そのコートを買うために6.25時間働かなければなりません。これが400万円もする新車を買いたいときは2,500時間、つまり1日8時間、週5日働いたとすると62.5週間、約1年以上かかります。そこまで人生の時間を差し出して買う価値のあるモノなのかどうか。

 

 

 

問い4:物々交換して手に入れられるか

モノを安く仕入れたり、自分のものと交換して手に入れられないか、これはいかなる買い物の際にも考えなければならないシンプルな問いです。もちろん、タダで手に入れることこそが常に最善です。忍耐強く探す手間を惜しまなければ、多くのものはタダで手に入ります。

また、中古で買えばおそらく新品よりも安く手に入れられ、かなりの節約になります。

もうひとつのオプションとして物々交換。自分の知識やスキルを使って、モノをタダで手に入られます。このようにタダもしくは格安でモノを手に入れることで、自分の収入からの出費を節約できます。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。