バフェットはろうです。
それなりの収入があるのに貯金が増えない人がいる一方、少ない収入でもきっちり貯蓄できる人もいます。その違いは、もしかしたら「お金に対する思考法の違い」かもしれません。今回は、その「貯まらない人の思考法」について共有していこうと思います。
貯まらないのを〇〇のせいにする
「お金が貯まらないのは収入が少ないから」「子どもが小さいから貯金ができない」など、貯まらないことを何かのせいにして家計の見直しをしないのは、「貯まらない思考法」になっています。貯まらないことを正当化しているだけでなく、逆に開き直って「だから今は貯まらなくても良い」と、間違った考えになってしまいます。
貯まる人は、収入が少なければ少ないなりに「どうやりくりするか」を考え、まず家計の見直しをします。そして、使うお金の優先順位を考え、優先順位が低いものはカットするなど、具体的な行動に移ることができます。
ポイ活の1ポイントをバカにする
節約は、小さいことの積み重ねで実現されるものです。100円の節約を「たかが100円」と考えるのは「貯まらない思考法」です。
ポイ活でも同じことが言えるでしょう。たかが1ポイント、されど1ポイント。「これぐらいいいかな」と思ってしまうようでは、お金はなかなか貯まりません。1円、10円といった小さいお金や1ポイントをバカにせず、大切にコツコツ積み上げられる人ほど貯まる人になれます。
お金の流れを把握していない
教育費として何年後にいくら必要か、何年後に住宅を買うかなど、将来のお金を見通すことができない人は「貯まらない人」です。こういう人の多くは、毎月のお金の流れをきちんと把握できていません。現状がわかっていないため、将来を見通すこともできないのです。なんとなく無計画に日々を過ごしていると、いざというときにお金が足りなくなり大慌てすることに。すると、余計なローンを組んだり、頭金がないのに住宅を買ってしまったりするなど、危険な方法を取りかねません。
一方、貯まる人は1か月のお金の収支を把握しているので、将来を見通して毎月いくらの貯蓄が必要かが分かり、将来にしっかり備えることができます。
「手取り月収の1割」だけでも貯蓄に
上の3つの「貯まらない思考法」に心当たりがある人は、まずは毎月定額を強制的に積み立て、残ったお金でやりくりする思考法を身につけることから始めてみてどうでしょうか。同時に、残りのお金で「赤字を出さずに」1か月やりくりすることがポイントです。積立額は、手取り月収の1割が最低ラインです。毎月少しでも積み立てれば、月日が味方して、数年後、数十年後にまとまった金額になります。誰にでも老後は必ず来ますし、子どもは必ず成長します。「最低でもこれだけは貯めよう」という金額を積み立てるのは、誰にとっても大事なこと。これを習慣化することで、「貯まる思考法」に変わっていくことが可能です。
「漫画 バビロン大富豪の教え」なんかが参考になるかもしれませんね。 興味がある方は、一読する価値あり。
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