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株だけで生活するにはいくら必要か

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株だけで生活するにはいくら必要か

バフェットはろうです。

会社を辞めて株だけで生活できたらどんな良い打ろうと思う今日この頃。同じように考える人は少なくないと思います。そこで今回は、株だけで生活するにはいくら必要か共有していきます。

 

いくらあれば株だけで生活できるか

総務省統計局が発表している家計調査で、2020年10月分の調査結果として、二人以上の世帯の消費支出は約28万円となったみたいです。地域や物価の違い、単身者や三人以上の世帯では変動はありますが、日本では平均的に約28万円の収入があれば生活できるということになります。株だけで生活するには、余裕資金も含め約30万円以上を、毎月運用益として成果を上げ続けなければなりません。

 

元手と運用益はどのくらいか

月に30万円以上を株で利益を出す貯めには、一体いくら必要か考えていきます。

デイトレードで生活

デイトレードとは、秒や分単位での株の売買で取引をし利益を狙っていく手法です。これは、常にパソコンやスマホで、株価のチャートや情報をチェックしなければなりません。

月に30万円以上稼ぐには、1日平均1万8,000円程度稼ぐ必要があり、50〜100万円の自己資金を元手に株取引していくイメージになります。ただし、この手法は常に株価が気になってしまい、本業の仕事が手に付かなくなりますし、素人がコンスタントに稼ぐのは至難の技だと思います。

配当金のみで生活

一方で、株を購入し長期保有、その間に配当金を得る手法もあります。株価に対していくら配当金が出るかの割合を「配当利回り」と言いますが、通常は1〜3%、配当利回りが高いと4〜6%の株もあります。高配当の株を選んで投資しても、日々のニュースや株価を気にする必要はあると思います。

日本取引所グループのサイトでは、日本の配当がある会社の平均利回りは、2.41%です。月に30万円以上稼ぐとなると、年間で360万円となります。360万円を配当で受け取るには、「 資産額 × 2.41% = 360万円 」という計算になり、資産額は約1億5,000万円が必要になります。仮に、比較的配当利回りが高い米国株で4%だとしても、資産額は約9,000万円必要になります。高配当の米国株で長期投資する人が増えているのは、こういう理由かもしれませんね。

株主優待での生活

配当金を出す代わりに、日本の会社独自で、株主に対してお米や食事券、商品券やQUOカードなど様々なモノやサービスを還元するシステム「株主優待」があります。使い勝手の良い株主優待であれば問題ありませんが、行きもしないお店の食事券やサービス券をもらってもしょうがないですし、1,000円以上買ったら500円割引券を1枚使えるみたいなのもあります。正直個人的には、株主優待ではなく配当金で還元して欲しいと思っています。

 

賢い投資の始め方

デイトレードで稼ぐ手法は、知識だけでなく運の要素もあり、また常に株価のチャートや情報をチェックする必要もあり、メンタルや本業にも支障をきたす可能性が高いです。一方、配当金や株主優待で稼ぐ手法は、大きな資金が必要ですし、こちらも日々ニュースや株価を少し気にすることになろうかと。それでも実際に始めてみないと、どちらの手法が自分に合っているのか分かりません。本業は続けつつ、まずは証券口座を開いて、少額からスタートさせてみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。