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糖尿病や認知症のリスクを下げるスーパーフード「緑茶」

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糖尿病や認知症のリスクを下げるスーパーフード「緑茶」

バフェットはろうです。

長く日本人の食生活に親しまれてきた緑茶。ダイエット効果や血糖値を下げる効果なども注目されています。日本の「スーパーフード」とも言える緑茶。実は、まだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今回は、その知られざるパワーについて共有していきます。

 

 

 

お茶をよく飲む人は糖尿病になりにくい

今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。テアニンとは、緑茶に含まれる旨味成分で、これまでは主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病*1の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。緑茶を一日に2〜3杯以上飲む生活をしている人は、血液中のエチルアミン(テアニンが体の中で分解された物質)の濃度が高くなり、その作用で緑茶を飲まない人と比べて30%ほど糖尿病になりにくいという研究データが出たそうです。

 

緑茶習慣で健康効果をアップ

糖尿病や認知症というと、高齢者の病気というイメージがあるかと思います。しかし、アルツハイマー型認知症の場合、50代頃から脳を萎縮させる成分が蓄積し始めると言われています。30〜40代の若い時から、認知症や糖尿病になりにくい生活を心がけることが、予防効果を高めるためにも大切だそうです。緑茶の旨味を感じながら、ホッとくつろいだり、友人や家族とおしゃべりしたりすることは、認知症の予防につながります。また、緑茶をおいしいと感じる味覚を育てることは、バランスのよい食生活のにもつながり、かつての日本人が積極的に摂っていた大豆、野菜、海藻、魚介類などを中心とした食事は、発症リスクを下げることが研究でもわかっています。

 

 

 

テアニンリッチなお茶を淹れるには

テアニンは光に弱いため、深蒸し茶や玉露など、日光に当てないで製造させる「かぶせ茶」がおすすめみたいです。さらに、血液中のエチルアミンの濃度を高めるためには、一日に2〜3杯、500〜600mlの緑茶の摂取が目安とのこと。テアニンをたっぷり抽出して旨味の濃いおいしいお茶にするには、60度くらいのお湯で淹れるとベスト。逆に沸騰したお湯で淹れると、カテキンが多く抽出され、渋みの強いどっしりした味わいになります。気分に合わせて、淹れ方を変えてみるのも楽しいそうです。

仕事の息抜きにお茶を飲んでリラックスして、日本が誇るスーパーフード、緑茶のパワーをぜひ暮らしに取り入れてみてはどうでしょうか。

 

baka-chiebag.info

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:2型糖尿病:血液中の血糖をコントロールするインスリンというホルモンの作用不足で起きる生活習慣病。