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自動車保険を解約する時の注意点

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No car, no lifeではない

バフェットはろうです。

先日、車を売却したことに伴って、自動車保険も不要になりましたので、そちらも解約手続きをしました。今回は自動車保険解約時に注意したいことについて共有していきます。

 

 

 

自動車保険を解約する時の注意点 

解約返戻金

年払いで保険料を支払った場合

途中で解約する時は、残りの保険期間分に対して短期率*1で計算された保険料が解約返戻金として戻ってきます。保険会社によっては、月割の計算で残り期間の保険料を全額返還するところもあるようですが、多くの保険会社では、短期率で割り当てられた保険料の返金を行っています。

月払いで保険料を支払っている場合

解約までの保険料を支払えば問題ありません。ただし、月払いも年払いと同様に保険始期日が1月10日であれば、毎月10日までに手続きを行わないと1か月分の保険料を支払わなければいけません。日割り計算はないため注意してください。

もともと、自動車を手放す予定が決まっている場合などは、保険料は割高になりますが月払いを選択したほうがメリットが大きいかもしれません。

 

中断制度

海外赴任や留学などで車を一時的に手放す場合などは、「中断証明書」なるものの発行で10年間、ノンフリート等級*2をキープしておくことが出来ます。一度、自動車保険を解約してしまうと等級がクリアされてしまい、新たに自動車保険を契約する時には6等級からの新規スタートとなってしまいます。車を手放すことが決まっているけども、今後もまた車に乗る可能性がある場合は、「中断証明書」の発行で等級の保持をしておいたほうが良いかもしれません。

 

 

 

No car, no lifeではない

車を手放して精神的に軽くなりました。また、ローンやら保険料、税金、点検、ガソリン代からETCと家計的にも年間200万円は浮く計算です。我が家では今年は保険料を月払いで支払っていたため、解約月までの保険料で済みました。それと、次の負債を買う予定はありませんが、念のため中断証明書の発行も依頼しました。今後10年間でどう心変わりするか分かりませんからね。しばらくは車のない不便な生活を楽しもうと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:短期率:保険契約を契約期間の途中で解約する場合に、解約返戻金の計算に用いられる係数です。

*2:ノンフリート等級:自動車保険の契約に対して適応される割増・割引率の等級区分。1等級から20等級まで分かれており、初めての契約は、6等級からのスタートとなる。等級が上がれば割引率も上がる。