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NURO光が世界最速で割安な理由

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NURO光が世界最速で割安な理由

バフェットはろうです。

超高速インターネットと言えば「NURO 光」。すでに導入されている方も多いかと思います。当然、我が家でも3年前から導入しています。今回は、その世界最速の「NURO 光」について共有していきます。

 

 

 

世界最速の理由

G-PONという通信規格

NURO 光は、他の多くの光回線とは異なる通信規格を採用しています。一般的な光回線は「GE-PON」という通信規格で、主にNTTやKDDIが採用しています。その特徴は、転送速度*1が下り最大1Gbps*2であることです。一方で、NURO 光が採用しているのは「G-PON」と呼ばれる別規格です。特徴は、下り最大2Gbpsの高速通信。日本で「G-PON」を採用しているのはNURO 光以外では一部ケーブルテレビのみ。「G-PON」が普及しない理由としては、一度「GE-PON」で組み立てたシステムを「G-PON」に変更するのに膨大なコストが発生するというサービス提供側の都合があるそうです。

独自回線

光回線には、「光コラボ系回線」と「独自回線」の2種類があります。光コラボとは、NTTのフレッツ光の回線を間借りして、光回線とプロバイダサービスを提供しています。いわゆる「ソフトバンク光」とか「auひかり」などが光コラボ系回線です。一方で、独自回線とは、「ダークファイバー」と呼ばれるNTTの光回線の中で使用されていない空き回線のことで、NURO 光は独自回線です。

 

メリットとデメリット

現時点では、ダークファイバーはほぼNURO 光しか利用していないため、回線の混雑が起こりづらく、快適なインターネット通信ができます。一方で、回線が使える地域が限定されているため、利用エリア外では申し込みできません。詳細はホームページ等をご確認ください。

 

料金が安い

NURO 光は、全国展開ではなく地域を限定してサービス提供しているため、設備投資を抑えられます。また、NURO光を利用する際のプロバイダは、「So-net」に限定されています。NUROもSo-netも、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社ですので、回線もプロバイダも自社のみで賄えるため、余計なコストがかかっていません。その分を利用者に還元しているということで、プロバイダ料金も含め月額4,743円(税抜)となっています。

 

 

 

だから選んだ

空き回線を上手く使った独自回線、他社より安い月額料金、他社を圧倒する世界最速の高速通信と、どっかの牛丼屋で聞いた「うまい、安い、早い」に匹敵するサービスだと思います。選ばない理由が全く思い付きません。我が家では、飛んでるWiFiも、Apple TVでの動画視聴も非常にスムーズで、快適なインターネット環境が実現できています。通信速度に不満のある方は、ぜひ検討してみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:転送速度:上がり;アップロードの速度。メールやSNSのメッセージ送信、画像や動画をアップするなどが該当。下り;ダウンロードの速度。ブラウザの閲覧、画像や動画を見る、メッセージを受信するなどが該当。

*2:bps(ビーピーエス):ビット毎秒(bits per second)という通信速度の単位。LINEやメールは200kbps程度、サイト・HP等の閲覧は10〜30Mbps程度、YouTube等の動画視聴は30〜100Mbps程度必要。