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LINEモバイル、ドコモ回線でVoLTE利用不可

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LINEモバイル、ドコモ回線でVoLTE利用不可

バフェットはろうです。

この度、LINEモバイルのドコモ回線を使った音声通話SIMのうち、旧プランを契約しているものは、VoLTEが使えなくなる予定となりました。それはなぜか、対応策について共有していこうと思います。

 

 

 

VoLTEとは

まず、VoLTEとは何か簡単に説明します。初めに「LTE(Long Term Evolution)」とは、モバイル通信規格において音声通話サービスを行うための仕組みです。本来のLTEではデータ通信しかできません。そこで、インターネット回線で音声通話を実現する「VoIP(Voice over IP)」という技術をベースに、LTEでも音声通話を利用できる仕組みが開発されました。それがVoLTEです。要するに高音質な通話システムということです。日本では、2014年から各キャリアがVoLTEによる音声通話に対応しています。

 

ドコモ回線がなぜVoLTE非対応に

LINEモバイルのドコモ回線を使った音声通話SIMのうち、旧プランを契約しているものだけがVoLTE非対応となるのでしょうか。LINEモバイルの広報担当は、「システム改修のため」と説明していますが、真意は分かりません。しかし、恐らくLINEモバイルはソフトバンク傘下に入ったため、ドコモ回線の締め出しと消費者にとっては好都合の旧プランからの強制的にプラン変更させるための口実だと理解しています。

 

音声通話を使う方法

とは言っても、LINEモバイルの決定にユーザーは抵抗することはできません。LINEモバイルでドコモ回線の旧プランの音声通話SIMを使っているユーザーが、4月6日以降も音声通話を使う場合、以下の2つの方法があります。

VoLTEをオフに切替

端末のVoLTE機能をオフにする方法です。VoLTEを無効化すると、音声通話を3G(FOMA)ネットワークで行うようになります。当然、VoLTEの高音質通話を利用できなくなり、発着信時や通話中は、データ通信も3Gネットワーク経由となり通信速度が遅くなったりと制約が発生します。

ベーシックプランへの変更

料金プランを現行の「ベーシックプラン」に変更すると、システム改修後もVoLTEを利用できます。プラン変更は手続きを行った翌月の1日から適用されます。

  • 500MB 月額1,210円(税込)
  • 3GB 月額1,628円(税込)
  • 6GB 月額2,420円(税込)
  • 12GB 月額3,520円(税込)

ベーシックプランは「LINEデータフリー」が標準付帯しています。「SNSデータフリー」を使いたい場合は月額308円(税込)、「SNS音楽データフリー」を使いたい場合は月額528円(税込)が加算されます。

 

 

 

4月からデータ通信量を増量

4月から、月額基本利用料はそのままに「ベーシックプラン」のデータ通信量を従来の500MB〜12GBから2GB〜30GBへ増量すると発表がありました。結局、我が家でもこれらのプランに変更せざるをなくなりました。

各社ともに厳しい経営判断を求められてはいると思いますが、他業種でも最近よく見かける改悪策で消費者が離れていけば、辿り着く先は経営不振、さらには倒産などにつながることを経営者たちはよく考えたほうが良いかと。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。